春のワイドパンツは「黒よりブラウン」GUのメンズで見つけた美形ワークパンツを着回し 

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深みがあるけれどときにまじめすぎるブラウン。ラクだけど予定によってはラフすぎるワークパンツ。2つの要素が掛け合わされることで、プラスに転じるいいとこどりのロープライスパンツを発見。旬の幅広シルエットでどんなトップスや靴とも相性よく、スタイルアップも無理なくかなえる優秀な1本をお届けします。




「ざらっとした素材・しっとりとした色み」でふつう以上


デニムに並ぶ万能性と力みのない仕上がりを約束するコーデュロイ。黒やベージュだと無骨さが強すぎるところ、まろやかなブラウンだから品行方正なイメージに好転。脚の形を補整しながら動きやすさも得られるワイドタイプで、ラクしてキレイも約束してくれる。

(メンズ) 2,990円/GU 脚線を拾いにくい厚めの生地と、シルエットに抑揚がつくペインター風の凝ったデザインが魅力。



暗配色に立体感を生むコーデュロイの素材感

ブラウンコーデュロイパンツ(メンズ) 2,990円/GU シャツ 28,600円/ハウント/ハウント代官山(ゲストリスト) タートルネックニット 14,300円/ストラ サングラス 43,670円/オリバーピープルズ(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス) バッグ 2,380円/KOBE LETTUCE ブーツ 44,000円/ファビオ ルスコーニ(アルアバイル) 


これにスラックスはややおかたい印象。親しみもわくコーデュロイなら日常に適したまじめさに落ち着く。品性は色みに託し、とろみのあるシャツを着くずしてほどよく力の抜けたレディを演出。



足元までメンズライクに徹して黒レザーの主張を緩和

ブラウンコーデュロイパンツ(メンズ) 2,990円/GU ブルゾン 18,700円/Ungrid 中に着た白タートルネックニット 39,600円/オニット(ヤギ) ピアス 30,800円/カキ(ロードス) ブーツ 3,990円/GU 


無骨な黒レザーには親しみが、ほっこりとしがちなコーデュロイにはシャープさが得られる、うれしい相乗効果。さまになる素材どうしで、シンプルなワンツーでも着映えを約束。




淡色のふわふわニットもコーデュロイとなら甘さひかえめ

ブラウンコーデュロイパンツ(メンズ) 2,990円/GU ブルーニット 27,500円/ティアラ ピアス 1,980円/アネモネ(サンポークリエイト) ネックレス 40,700円/カキ(ロードス) 手に持ったストール 68,200円/アソース メレ(アイネックス) ソックス 3,520円/パンセレラ(真下商事) バッグ 42,900円/オソイ パンプス 7,590円/RANDA 


うねの粗いコーデュロイへ足りない清涼感を加えるアイシーなブルーニット。メンズっぽいパンツに対して、トップスはコンパクトに形を絞ればニット+コーデュロイでも膨れて見えない。ストラップを交差させた淑やかなパンプスで女っぽさを上乗せ。



キレイめ軸でよりつつましく「コーデュロイ以外でワイドなブラウン」


「タフな素材感が少し苦手」という人も手にとりやすい、スラックスライクなワイドパンツを吟味。ゆとりのあるシルエットは引き続き、やわらかい質感で窮屈感なく華奢に見せられるバリエーションをお届け。



長くつきあえる「薄手のウールワイド」


ブラウンツイルワイドパンツ 31,900円、ブラウンツイルオーバーサイズジャケット 58,300円/ともにアンシェヌマン(アンシェヌマン アトレ恵比寿店) アッシュグレーTシャツ 3,300円/GOAT(ヤギ) ピアス 13,640円/chibi jewels(チビジュエルズ・ジャパン) バッグ 62,700円/Brady(ビショップ) ローファー 17,930円/A de Vivre


ウールのどっしりとしたイメージを覆す、薄くハリのないウール素材のパンツで幅広シルエットでも軽やかな印象。あえてヴィンテージ感のあるショルダーバッグとローファーで、メンズライクにふってもきちんと感を保ったまま。




ぶかっとしたフォルムがもたつかないディティール

グリーンニット 38,500円/SACRA(インターリブ)  中に着たグリーンリブニット 28,600円/ebure(ebure GINZA SIX店) オリーブパンツ 47,300円/beautiful people(ビューティフルピープル 伊勢丹新宿店) 茶ハット 12,100円/ソルバッティ(アルアバイル) ゴールドメッシュパンプス 46,200円/LAURENCE(ザ・グランドインク) 


センタープレスに加えてシャドーストライプまで入った、縦のラインを強調できるパンツ。渋みのある色みのおかげで、今っぽさのあるビッグシルエットでも大人っぽく着こなせる。構築的なデザインのゴールドパンプスをつなげてさらに都会的な見た目に。




スポーティなスウェットとなじむ「明度高めのブラウン」

ネイビーハーフジップスエット 26,400円/SEA(エスストア) 白タートルニット 14,850円/provoke(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) ウールパンツ 42,900円/ロンハーマン 茶ハンドバッグ 50,600円/VASIC(ヴァジックジャパン) グリーンパンプス 53,900円/ネブローニ


元気な男の子が着ているようなハーフジップとつり合いがとれる、キャメル手前の明るめブラウン。もともとクラシックや正統派なイメージのある色だから「形は端正」を貫くと、ボーイッシュに転ばずスマートなルックスを保てる。




コケティッシュなブラウスに気品を宿す

白サテンブラウス(髪に結んだボウタイとセット) 41,800円/AKIKO OGAWA(ブランドニュース) 手に持ったチェックジャケット 53,900円、ブラウンチェックワイドパンツ 33,000円/ともにアルアバイル ダークブラウンスエードロングブーツ 44,000円/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店)


ドレス感が強くなりがちな白サテンのブラウスをクラシカルな方向へ正すチェック柄のブラウン。2タックの太めフォルムならかっちりしたジャケットとのセットアップでもかたく決まりすぎず、適度な余裕をもった見た目に映る。




ベルト要らずでウエストマーク

白ショートリブセーター 40,700円/グリードインターナショナル(グリードインターナショナル トウキョウストア) ワイドパンツ 27,500円/TODAYFUL(Life’s 代官山店) 茶サングラス 41,800円/アヤメ ベージュスニーカー 7,700円/コンバース(コンバースインフォメーションセンター) 


体のラインを綺麗に見せ、リズムをつけてくれるベルト位置の切り替えデザイン。似た配色の中でもパンツの色をいちばん濃くすると、腰下の長さがきわ立ち脚長効果に直結。



360°どこから見ても美しい秘訣は「素材の選び方」
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シンプルだけど華やかに見える「甘くならないフレアスカート」

着回しやすい、ローテーションにとり入れやすいものを求めると、シンプルかつ穿いていて疲れないことが前提に。そんなニーズに応えつつ、埋もれない存在感も併せ持つキレのあるフレアスカートをレコメンド。