リラックスが気分の今には、ドレス感の強い1枚より、ストレスのない素材のワンピースがぴったり。締めつけ感なく、触れる肌も心地いい、スタイルも隠してくれる。考えなしに手にとれて、それなり以上の見た目へ導いてくれるワンピースをセレクト。
“着軽さ”重視で「カットソーのようなニット素材」
日中はあたたかく、朝晩はやや肌寒いような今の時期。Tシャツ1枚で過ごせるほど暑くなく、アウターを着るほどでもないような、微妙な気温にフィットしたのが、カットソーみたいなニット素材。着心地のよさに加え、コーディネートにもたらすそのメリットをアイテムとともにご紹介。
カットソーより上品さが増す見た目に
気楽なニットワンピースが生み出す「うれしい効果」
【01】カットソーのように薄く軽い生地感はラクしたい日にもさっと手にとれて、着回し次第ではほぼ一年中着られる。できるだけシンプルなデザインを選べばトレンドにも左右されにくい。
【02】編み目を細かくしたハイゲージのニットは、ほっこり感が出ず自然と大人っぽく仕上がる。そのうえ肌あたりもチクチクしにくく1日中着ていてもストレスフリー。
【03】ほどよくゆるっとしたシルエットなら、締めつけ感もないうえ体のラインが目立たないという利点も。スタイリングまで緩ませないよう、引き締め力のある暗めの色がはいったアイテムを選んで。
グレーショルダーカットワンピース 20,900円/エトレトウキョウ 究極にシンプルなデザインは、カットソーだとワンマイルウェアすぎるところ、ハイゲージニットならば品を保てる。飾りはサイドスリットのみの潔さにも好感が。
華奢見せにつながるほどよい落ち感
白ボーダーワッフルワンピース(別注) 10,780円/ミラー フォー アダム エ ロペ(アダム エ ロペ) ルーズに落ちるシルエットと、バックスリットのギャップでボーダーなのにセンシュアル。
Tシャツの延長のような気分で
ネイビーカシミヤワンピース 68,200円/エクストリームカシミア(アルアバイル) 一見ラフなルックスながら、コットンカシミヤの高級感でどこかしゃんとするワザありな1枚。
肉感をひろわないリブニット
白×黒ストライプニットワンピース 38,500円/ベッド&ブレックファスト(グリードインターナショナル トウキョウストア) ややフィットするデザインで、ボーダーに女らしさを宿して。
センターシーム入りでスタイルよく
グレーワンピース 31,900円/エーケー ワン(ビームス ハウス 丸の内) 前後のセンターシームでゆったり感を抑制。そで口にはひそかにベロアのパイピングが。
ニットとシャツのいいとこ取り
ソフトウールワンピース 50,600円/ebure(ebure GINZA SIX店) 透けにくい程度の厚みを持たせた上質な白のウール素材。カフスデザインが洗練さを助長。
ミニマルな胸元・フレアなすそ
黒ベアロングワンピース 108,900円/ATON(ATON AOYAMA) 肌寒い日は中に1枚、暖かい日は単体で使えるキャミワンピース。胸元のすぐ下から広がり始める仕立てで、自動的に腰位置を高くウエストマーク。肩ひもは取りはずし可能で、後ろのベルトでホールド感も調節できる。
ラインでスポーティなエッセンスを
ワンピース 39,600円/ADAWAS(ショールーム セッション) コットンカシミヤをミラノリブで仕立てた、なじみのいいアイボリーのワンピース。フットボールTシャツのようなそでのラインがアクセントに加え、引き締め効果ももつ。
ニット地もすっきり見せるVネック
黒ワンピース 49,500円/エイトン(ATON AOYAM A) ゆるやかでいて広がりすぎないフレアシルエットで腰まわりをカバーしながら動きやすさもある1枚。カシミヤとシルクをブレンドした生地で触り心地も極上。
ブラウンでもベージュでもない「あせた色」
ワンピース 47,300円/ebure(ebure GINZA SIX 店) ドライなニットの中でもしっとりとなめらかな風合いのハイゲージ。一般的なブラウンよりもかすれたような色みのブラウンなら、重すぎも軽すぎもせず、中間色のように使える。
女度を上げる背面に連なったパールの飾り
バックパールワンピース 39,600円/ボールジィ(TOMORROWLAND) ハーフスリーブやスクエアフォルムの行儀よさを強める、クラシカルなパールボタン。えりのように折り返された首元も、落ち着いた雰囲気をあと押し。
長く着回せるワンピースは「えりがひかえめ」
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