クラシックなテーパードから、モードに転ぶ進化系まで。ワイド一辺倒にとどまらず、今季のデニムはシルエットやデザインのバリエが豊富。スタイリングを支えるだけでなく、オシャレの幅を広げる服となったデニムの最新事情を、トレンド最前線を行く「DIESEL」のコレクションからピックアップ！
TOPIC – 01
「らしくないフォルム」に進化
▶コンプレックスを隠せる”カーゴデニム”が登場
カーゴパンツのような両サイドのビッグポケットが特徴の、新型モデル「D-POT-CARGO」がお目見え。ストレートデニムに立体的なデザインが合わさることで、感度を上げるとともに気になる太ももまわりのハリをカバーする効果が。
D-POT-CARGO
ウォッシュがかった浅い黒で映えるニットをほどよくリラックス
カーゴデニムパンツ 59,400円、ニットカーディガン 49,500円 ワンハンドルバッグ 69,300円、黒パンプス 121,000円／以上DIESEL(DIESEL JAPAN) ピアス、サングラス／ともにスタイリスト私物 洗いをかけたことにより、無骨な見た目に反してはき心地はやわらか。カーゴデザインのエッジが増したデニムとなら、単純なワンツースタイルでも絵になる。
TOPIC – 02
「ゆるすぎず細すぎない」が新定番
▶合わせる服を問わず“デニムでスマート”が成立
ワイドが主流の今、オーセンティックなレギュラーフィットデニムが再び新勢力として浮上。テーパードぎみの脚線を流すシルエットで、どう転んでもキレイを貫けるから、いろんなテイストを試したい季節の変わり目に重宝。
1998 D-ARK
レザージャケットを羽織りたまにはタフなマインドで
デニムパンツ 35,200円、レザージャケット 144,100円、中に着たトップス 11,000円、シルバーパンプス 128,700円／以上DIESEL(DIESEL JAPAN) ピアス／スタイリスト私物 やんちゃな男の子のような、デニムとレザーの強気な組み合わせ。細めのテーパードやショート丈など、全体をコンパクトにまとめると女性らしさが残り、大人の辛口スタイルにとどまる。デニムの中でも深いブルーを選び落ち着きも意識。
1988 D-ARK
ラフなのに洗練されるデニムありきのワントーン
デニムパンツ 46,200円、ニットベスト 61,600円、ニットキャップ 39,600円、ベルトループにつけたチャーム 19,800円、パンプス 73,700円／以上DIESEL(DIESEL JAPAN) ストーンウォッシュ加工をほどこしたニットベストとかすれたブルーで統一すると、カジュアルな服だけで深みが出る。ひざ部分のクラッシュデザインが、ワントーンスタイルのこなれ感をあと押し。ウエストのフィット感をゆるやかにしたことで、細身なのにヒップラインをごまかせる。
TOPIC – 03
「INしなくとも」美しい
▶スタイリングを簡単にする、計算高き“モダンフレア”
ローウエストかつなだらかなAラインにより、ワイド特有のもたつきをおさえた「D-AKII」。腰まわりがすっきりと見えるため、トップスはコンパクトでもオーバーサイズでもバランスよく整う。
D-AKII
「ゆるくてシャープ」をかなえる立体的なセンターシーム
デニムパンツ 39,600円、半そでニット 57,200円、白スニーカー 38,500円／以上DIESEL(DIESEL JAPAN) ピアス／スタイリスト私物 前後にほどこしたセンターシームや切り替えデザインなど、360度どこから見ても脚が細く長く見える設計。立っているだけでさまになる、迫力のあるフレアシルエットで唯一無二の存在感に。歩くとしなやかに揺れる風合いは、ニットなどやさしい素材のトップスとなじみやすい。
TOPIC – 04
「デニムなのに地球に優しい」
▶環境に配慮した“ディーゼル・リハブデニム”に注目
ベーシックなデニムスタイルの気分転換におさえておきたいのが、女性らしい曲線美を生むスリムなブーツカット。さらに裁断くずやリサイクル素材を用いたサステナブルなデニムだから、見た目とともに環境にやさしい仕上がり。
D-SIRE-RE
レディなデニムと波長が合うVネックニットでヘルシーな肌見せを
デニムパンツ 72,600円、ニットカーディガン 46,200円、黒スリッポン 34,100円／以上DIESEL(DIESEL JAPAN) ピアス／スタイリスト私物 ひざ上はタイト、ひざ下はフレアの凹凸のあるシルエットにより、はくだけでメリハリのある体に仕上がる。両サイドにあしらった濃淡のあるドッキング風デザインが、ただキレイなだけじゃないひかえめな個性を演出。廃棄物を再利用した未来にかなうコレクション「ディーゼル・リハブデニム」はファッション性だけでなく、今の時代を語れる1本。
TOPIC – 05
似合う形で「カラバリを拡大」
▶ストック必須な“美形ワイド”でハズさず印象操作
シンプルな装いほど、デザインよりも形のほうがバランスを左右するから。「美脚デニム」として名高い「D-AKEMI」で、新たなデニムを探すのも手。深色や白に近いブルーのムードが変わる2色を比較しながら、スタイリングの可能性を模索。
1978 D-AKEMI
ゆるやかに広がる濃色がストライプシャツをレトロに誘導
デニムパンツ 35,200円、ストライプシャツ 61,600円、白スニーカー 38,500円／以上DIESEL(DIESEL JAPAN) ピアス／スタイリスト私物 ヒップを包み込む股上深い形に、ストレートに近いフレアシルエット。身長や体形を選ばず脚が長く見えるワイドデニムがあれば、デザイン性の高いトップスもキレイめな印象でとり込める。カシュクール風の柄シャツでいつもより遊びを足すときは、深いブルーの落ち着く色をセレクト。
1978 D-AKEMI
ブリーチをかけたようなブルーでモノトーンスタイルを更新
デニムパンツ 46,200円、黒ブルゾン 49,500円、ピンクバッグ 50,600円、ピンクハートミラーチャーム 16,500円、ピンクメタリックチャーム 13,200円、黒パンプス 121,000円／以上DIESEL(DIESEL JAPAN) 白デニムのように使えるうえ、部分的に残ったブルーがユーズド感もかもしだす、奥行きのある表情はデニムならでは。白でもブルーでもないあいまいな色みで、ブルゾンを合わせたメンズライクなスタイルに自然と抜けが出る。ストレッチ性のあるコットンデニムだから、座った際もおなかまわりにきゅうくつ感なし。
TOPIC – 06
デニムで「グラデーション？」
▶濃淡つけたデザインでベーシックな装いをワザありに
サイドは深く、内側は浅く色づく。グラデーション風のデザインで、簡単に洗練されたカジュアルが完成。凝った見た目のおかげで着方は単純でもさまになるから、薄着になる季節ほど頼りになる。
D-SIRE 1996
絵になるデニムはルーズフィットで脱力感を
デニムパンツ 57,200円、白トップス 22,000円、黒ベルト 19,800円、チェック柄キャップ 30,800円、黒バッグ 79,200円、黒パンプス 121,000円／以上DIESEL(DIESEL JAPAN) 濃淡がしっかりとしたウォッシュ加工で、デニムらしいヴィンテージライクなムードを堪能。ボリューミィなワイドシルエットでさらに存在感が増すため、ほかはシンプルにそぎ落とすほど、そのよさが生きてくる。ルーズなフォルムなのにウエストやヒップまわりはコンパクトだから、後ろ姿まで抜かりなくすっきりと。
【INFORMATION】
DIESEL JAPAN
🆓0120-55-1978
≫DIESEL HP
