もっとも身近な存在だからこそ、「白と黒」のアイテムはひとつずつこだわって選びたいもの。日々多くの服にふれるGISELeのスタイリストの心を奪った、とっておきの「白黒名品」を一挙公開。 ※価格表示のないものはすべて私物です。
(CONTENTS)
1.スタイリスト私的「必要不可欠な白」
2.「長い期間着回せる」Tシャツライクな白セーター
3.「シルエットで飾る」白シャツの選び方
4.白シャツを黒シャツに変えると?
5.白と黒だけで「22パターン」着回し実例
1.
スタイリスト私的「必要不可欠な白」
毎号リースしてしまう・リアルに使い続けているなど、数々のアイテムを手にしてきたスタイリストがわざわざとっておきたくなる「特別な白」とは? プロをうならせた、鉄板の白アイテムは必見。
【STYLIST MEMBERS】
(渡邊恵子さん) 大人のリラックススタイルが人気。実用性とスタイルアップを兼ねたアイテム選びに支持が集まる。 (樋口かほりさん)ベーシックでありながら、そのシルエット選びが絶妙と話題。ちょうどいい大人の甘さのさじ加減にも技が光る。 (岩田槙子さん)女性らしさが引き立つシルエットや服選びに定評あり。トレンドをうまく落としこむバランスに長けている。
(塚田綾子さん)小物企画を担当することも多く、シンプルな装いに素材や色づかいで遊びを効かせる提案が得意。 (船戸唯さん)メンズライクなムードを、女性らしくとり入れた装いが人気。サイズ感にこだわったアイテム選びにも注目。 (玉木穂香さん)シューズ企画を担当することも多く、足元まで考えられたスタイリングの提案はピカイチ。
「タイトにもワイドにも合うオーバーサイズ」

シャツ 35,200円/INDIVIDUALIZED SHIRTS(メイデン・カンパニー) 「老舗ブランドならではのハリのあるコットン生地が今の気分にマッチ。お尻にかかる丈なのでワイドパンツだけでなくレギンスもよく合う」(塚田さん)
「えりつきだからスエットでも」

スエット 13,970円/SeaRoomlynn 「動きやすさときちんと感をどっちも欲しいリースの日は、えりつきスエットが最適。SeaRoomlynnのスエットはもっちり感とルーズな身ごろが唯一無二で、GISELeでも頻繁に登場しています」(船戸さん)
「サテンパンツをかっちりと」

サテンパンツ 35,200円/ベッド&ブレックファスト(グリードインターナショナル) 「やわらかな光沢のあるサテンパンツ。深めのタックとウエストボタンのおかげでリラクシーに傾きすぎないのもGOOD」(岩田さん)
「ジャケットのインナーに重宝」

クロップト丈トップス 8,030円/NIKE(NIKE カスタマーサービス) 「本格的なスポーツブランドを、ジャケットに合わせるのが定番。これはコンパクトなショート丈でウエストロゴもインパクトがあってかわいい」(船戸さん)
「ヘアアレンジに向くインパクト」

〈右〉スカーフシュシュ 9,350円、〈左〉クリップ 6,490円/ともにheyep 「ひとつ結びにラフにつけるだけで、凝った見た目がかないます。スカーフシュシュは大胆なボリューム感で、つけると小顔にみえるうれしい効果も」(塚田さん)
「ハイテク派にささった新作」

スニーカー 44,000円/YOAK(UTS PR) 「正面のダイアルをまわして幅を調節できるところが珍しい。シンプルなボトムにハイテクスニーカーで足元に重みを足すのが好きなスタイルなので、リアルに購入検討中」(玉木さん)
(NEWS)
発売開始・進化した「究極のベーシックT」
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2.
「長い期間着回せる」Tシャツのように心地いい白セーター
春夏もオシャレに欠かせないセーター。まずはシンプルで上質、長く着回せるタイプから投入。ゆったりとした、風通しもいいシルエットで、夏の紫外線対策にもうってつけな長そで、トップスと羽織りを兼ねるカーディガンや、Tシャツ感覚で合わせられるものまでをラインナップ。
そでだけにとどめたフリルの装飾

ホワイトそでフリルニット(EC限定カラー) 6,990円/crie conforto(バロックジャパンリミテッド) 同色素材のリボンをフリルのように縫製。ボリュームそではアウターを手放すこれからにこそ重宝。
白一色にひそませた立体ハート

ホワイトハートジャカードニット 15,400円/ルージュ・ヴィフ アンナ(アバハウスインターナショナル オンラインストア) プリントではなく同色のジャカード編みで仕立てて、ハートを大人っぽく。
品のいい白T感覚

〈右〉モヘアボウタイつき半そでニット 18,260円/GBH 繊細で長さのある贅沢な起毛感。〈左〉ケーブル編み半そでニット 6,990円/Gap ソフトなコットン素材。特有の編み模様がアクセントに。
同色チュールでドレスアップ

ホワイトチュールカーディガン 44,000円/BEIGE,(オンワード樫山 お客様相談室) シンプルな白のVネックカーディガンに、繊細なチュールがドッキング。やわらかさと華やかさを上乗せ。
凹凸&太さ違いの糸で無地を表情豊かに

ホワイトコットンニット 23,980円/ユナイテッドアローズ(ユナイテッドアローズ 渋谷スクランブルスクエア店) クリーンな白をカジュアルに着られるざっくり感。そで口にはグレーのライン入り。
ジュエリーいらずのパールつき

〈右〉ブラックパールジップカーディガン 8,190円/ビーミング by ビームス(ビーミング ライフストア by ビームス ららぽーとTOKYO-BAY) 丸みそで。〈左〉ホワイトパールカーディガン 11,000円/ステートオブマインド(ゲストリスト) ハリのある厚手生地。
透けでタートルを軽やかに

ホワイトシアータートルニット 15,950円/ルージュ・ヴィフ(アバハウスインターナショナル オンラインストア) タートルなのに軽さが出せる、繊細な生地のさわやかな白。インナーとしても重宝。
ラフな白シャツ的に活躍

白カシミヤニット 29,400円/バナナ・リパブリック レトロなジョニーカラーを、カシミヤ100%で上品に。
3.
「シルエットで飾る」白シャツの選び方
知性や清潔感、好感度を出せるものとして持っておきたいクリーンな白シャツ。1枚で着ることも増えるこれからは、それだけで洒落感が出せる「形」に着目を。飾りを足すよりひかえめに映りながら、シンプル以上へと近づける。
細身パンツに好相性「立体的なビッグシルエット」

ラウンドビッグシャツ 36,300円/ENFÖLD デニムパンツ 36,300円/マザー(LITTLE LEAGUE INC.) 眼鏡 19,800円/ザ ベッドフォード ホテル(キングスター) ローファー 17,930円/A de Vivre ドロップショルダーとラウンドヘムで引き立つフォルムの丸み。
シンプルが退屈しない「非対称のフォルム」

刺しゅうカラーショートシャツ 36,300円/HOUGA パンツ 67,100円/バイ・マレーネ・ビルガー(ショールーム ロイト) バッグ 48,400円/ROH SEOUL パンプス 17,600円/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店)
パッと見はスマートな白シャツだけど、よく見るとところどころつまんだような、アシンメトリーデザイン。不規則な立体フォルムが、淡泊になりがちな細身シルエットでも、1枚で凝った見た目へ方向づけてくれる。
スタイルバランスを整える前後差のあるすそ

バンドカラーシャツ 14,300円/ソージュ(ソージュ オンラインストア) 後ろはお尻をすっぽり隠す丈で、身幅はコンパクト寄り。サイドにも深めの切り込みを入れることで、ヒップラインは隠しつつもボトムが見える面積が増え、脚も短く見えない視覚効果。
「ゆとり」で飾るビッグサイズ

リネンシャツ 39,600円/SACRA(インターリブ) 夏に向けて1着は持っておきたいリネンシャツも白で軽快に。合わせやすい小さめのえり、肩のステッチがないため、オーバーサイズでも体から浮かず、膨張感を軽減。
INしなくていい「短め丈」

ショートボタンダウンシャツ 41,800円/ダブルスタンダードクロージング(フィルム) 必然的に脚長バランスを形成するショート丈は、ややゆったりとしたシルエットを選ぶのが正解。細身のボトムはもちろんのこと、フレアスカートやワンピースにも好相性。1枚でトップス的にも、羽織りとしても活躍。
「片側フリル」で甘さひかえめ

フリルヘムシャツ 44,000円/CABaN(キャバン 丸の内店) すそのフリルで、白シャツの冷静さと華やぎを両得。短めの丈だから、シンプルなボトムを合わせたときも、フリルが悪目立ちせずちょうどいいバランスに。
ドロストで「理想のふくらみ」

ヘムコードオーバーシャツ 16,500円/AKTE 旬のスポーティな要素を含ませた、ハリ感素材。ブルゾンのように羽織りとしても活躍。すそを絞って着ることで、白シャツではなかなか見かけないコクーンシルエットを簡単に演出。
エフォートレスな「スキッパー」

シャツ 45,100円/フランク&アイリーン(LITTLE LEAGUE INC.) ヘンリーネックトップスのような、ロンT感覚で着られる1枚。薄くて軽いコットンボイル生地。デコルテラインも美しく見えるカッティングで女性らしく。