9
人気スタイリストが買った「どう着ても違和感のない」白のロンT
流行に左右されず、何年もそばに置いておきたい存在だから、こだわって選びたい。多くの服に触れてきたスタイリストたちが選んだ1枚は?
【STYLIST MEMBERS】
(渡邉恵子さん) USブランドにも詳しく、着るだけでさまになるカットソーやスエットをいくつも所持。 (樋口かほりさん) 私服は、スエットやデニムなどの気楽な上下にジュエリーで華を添えるスタイルが定番。 (船戸唯さん) カジュアルなのに品よく、キレイめなのに親しみやすい、絶妙なさじ加減のコーディネートで支持を集める。
「デニムに合う首のつまり具合」を重視

ロングTシャツ 17,600円/ロエフ(ユナイテッドアローズ 原宿本店) 「ネックラインは詰まっているほうが、デニムやチノなどカジュアルなボトムとのバランスがとりやすい。ロンTは通常の半そでTシャツのようなドライな風合いではなく、しっとりとしたブラウスのような軽やかな風合いで品よく見えるタイプを選ぶのがポイント。シーズンを問わずに長く使えて、白Tをきちんと着たいときにもおすすめです」(樋口かほりさん)
「体のラインを拾わないかどうか」で選ばれた1枚

ロングTシャツ 2,310円/ユナイテッドアスレ(キャブ) 「ユナイテッドアスレはサイズ展開が豊富で、自分の体型に合わせて余白を残した1着を探せる。そで口のリブの具合も、腕まくりしやすくて助かっています」(渡邉恵子さん)
腕まくりしやすいことがもっとも大事

ロングTシャツ 7,997円/カロリナ グレイサー(ビームス 公式オンラインショップ) 「重ね着をしたニットやスエットから絶妙に白がのぞくよう、そで口が締まっているかチェックします。すそに前後差があるとさらにいい」(船戸 唯さん)
10
白シャツは「シルエットで飾る」
知性や清潔感、好感度を出せるものとして持っておきたいクリーンな白シャツ。1枚で着ることも増えるこれからは、それだけで洒落感が出せる「形」に着目を。飾りを足すよりひかえめに映りながら、シンプル以上へと近づける。
細身パンツに好相性「立体的なビッグシルエット」

ラウンドビッグシャツ 36,300円/ENFÖLD デニムパンツ 36,300円/マザー(LITTLE LEAGUE INC.) 眼鏡 19,800円/ザ ベッドフォード ホテル(キングスター) ローファー 17,930円/A de Vivre ドロップショルダーとラウンドヘムで引き立つフォルムの丸み。
スタイルバランスを整える前後差のあるすそ

バンドカラーシャツ 14,300円/ソージュ(ソージュ オンラインストア) 後ろはお尻をすっぽり隠す丈で、身幅はコンパクト寄り。サイドにも深めの切り込みを入れることで、ヒップラインは隠しつつもボトムが見える面積が増え、脚も短く見えない視覚効果。
「ゆとり」で飾るビッグサイズ

リネンシャツ 39,600円/SACRA(インターリブ) 夏に向けて1着は持っておきたいリネンシャツも白で軽快に。合わせやすい小さめのえり、肩のステッチがないため、オーバーサイズでも体から浮かず、膨張感を軽減。
INしなくていい「短め丈」

ショートボタンダウンシャツ 41,800円/ダブルスタンダードクロージング(フィルム) 必然的に脚長バランスを形成するショート丈は、ややゆったりとしたシルエットを選ぶのが正解。細身のボトムはもちろんのこと、フレアスカートやワンピースにも好相性。1枚でトップス的にも、羽織りとしても活躍。
「片側フリル」で甘さひかえめ

フリルヘムシャツ 44,000円/CABaN(キャバン 丸の内店) すそのフリルで、白シャツの冷静さと華やぎを両得。短めの丈だから、シンプルなボトムを合わせたときも、フリルが悪目立ちせずちょうどいいバランスに。
ドロストで「理想のふくらみ」

ヘムコードオーバーシャツ 16,500円/AKTE 旬のスポーティな要素を含ませた、ハリ感素材。ブルゾンのように羽織りとしても活躍。すそを絞って着ることで、白シャツではなかなか見かけないコクーンシルエットを簡単に演出。
エフォートレスな「スキッパー」

シャツ 45,100円/フランク&アイリーン(LITTLE LEAGUE INC.) ヘンリーネックトップスのような、ロンT感覚で着られる1枚。薄くて軽いコットンボイル生地。デコルテラインも美しく見えるカッティングで女性らしく。