02
shine more
「茶系には上品なツヤのフィルターを」
「地味」と隣り合わせのアースカラーは、光沢のある色みを選んで華やかに。落ち感も加わって、ワンピやブラウスなど淑女なアイテムの品がUP。
a.とろんとしたワンピースを主役に、同色のジャケットとキャップで抑揚づけ。b.しなやかな素材感が、ブラウンの女らしさをあと押し。足元にはブーツの重厚感を仕込み、Iラインワンピに秋の息吹を。c.ブラウンとトーンが似たゴールドの相愛関係は言わずもがな。シャツワンピのドレープをなぞるように、ひかえめにゆれるネックレスが高貴さをメイク。
03
break stereotypes
「イメージと逆」でうまくいく
「白=まじめ」「褐色=おとなしい」。そんな色のイメージに引っぱられず、意外性のあるデザイン選定もワンパターンの解消にうってつけの手段。
a.「白シャツでふまじめ?」前を開けくずすように着ることで、きちんと感の強い白シャツの見え方を転換。
b.「特徴的なアースカラー」ほかの色だと甘いギャザーやボリュームスリーブも、穏やかなアースカラーなら適度な主張に。
c.「クールな気分の日のピンク」洗練度の高いロング丈で、愛らしいピンクを大人化。濃紺デニムがハンサムな仕上がりに加担。
d.「白っぽい色みでドレッシー」繊細なシアートップスも、まろやかな白で試せば華美なイメージが和らぎ、ふだんの予定にフィット。リュクスな雰囲気も残しつつ、やわらかく落ち着きのある見た目に。
04
two or more
「色の2乗でプラスの結果」
上下の色を合わせたりボトムと靴の色をそろえたり、同じ色を繰り返すことで得られるメリットを解説。まとまりが出ること以外にうれしい効果がたくさん。
a.「足元のピンクでほっそり見え」靴選びに迷いやすいカラーボトム。パンツと同じピンクのパンプスなら、Iラインが強調されて脚長効果が。b.「ロゴとスカートを赤で統一」コントラストが強くなりがちな赤&白配色。Tシャツにも赤いロゴを効かせ、視線を分散させることで一体感が生まれる。c.「黒ではさめばタフな見た目」黒小物をちりばめて、さわやかなミント色にリアリティを。パンプスとつないだトレンカの黒が、シャープな印象の決め手に。