「クリーニングに頼る前に」お手入れのプロに聞いた「自宅で簡単にできる」冬服のセルフケア

「冬ならではのあったか素材」お手入れ方法

買ったばかりの形や風合いを保つためには、日々のメンテナンスケアが重要課題。洗濯のプロに、レザーやダウン、ファーなど、多種多様な素材のセルフケア方法を徹底取材!



【MAINTENANCE SPECIALISTS】 (リネット・近藤高史さん) 日本全国対応の宅配クリーニング「リネット」の品質責任者。「箱につめて渡すだけ」の便利さが、共働き世帯に人気。現在会員数は55万人。 (レジュイール・古田陽祐さん) 1977年創業、高級クリーニング店の老舗「レジュイール」のオーナー。長年培った独自のノウハウを生かした手法に、業界関係者からの支持が集まる。




【ファー・ボア素材の場合】

「毛並みを整えてもこもこ感をキープ」

「着用跡がつきやすく、ひどくなると戻らなくなってしまうファーとボア素材。日々毛並みを整えるだけで、跡がつきにくくなります。ボアを洗うときは必ず洗濯ネットに入れ、弱い水流で洗うともこもことした風合いがキープ。ただしリアルファーやボアは自宅での洗濯は難しいので、クリーニングにだすのがオススメです」(近藤さん)



毛並みを整えて絡まり防止

ウォールナット洋服ブラシ/Shoji Works 外側にはしっかりとした茶馬毛、内側にはしなやかな白馬毛を使用。やわらかなタッチだから、衣類を傷つけることなくケアできる。




1つで3役をこなす

かなや刷子別注 3WAYブラシ/DAILY CLEANERS & Co- 「洋服ブラシ・毛玉取りブラシ・シミ抜きブラシが1つになった珍しいブラシ。用途別にそれぞれ適したブラシを購入すると、思った以上にかさばり、収納に困ってしまう。そんな問題を解決してくれるのがこのブラシ。この1本さえあれば、Tシャツのお手入れも手軽にできます」(編集部・Y.I)




■ 素材にあったブラシが見つかる

洋服ブラシ スタンダード白/ブラシの平野 「ここのブラシは少し高いけれど、それだけ効果があるのでおすすめ。スエードやコート、ウールのスーツなど、厚手のものにはハリとコシのある豚毛。デリケートな素材の汚れ落としにはしなやかな馬毛がおすすめ。馬毛よりさらにやわらかい毛質のブラシは革製品のホコリ落としとツヤ出しに」(インスタグラマー・machimohoneyさん)






(アイテムのプライスなど詳細)
【全17選の一覧】≫「ダウンやレザー、ベロアなど」お手入れのプロに聞いた「自宅で簡単にできる」冬服ケアまとめ