カジュアルで気負わない服がベースでも、どこか色香を感じさせる樋口さんのスタイリングを深掘り。センシュアル＝“どこかカッコよさを含んだ女性像”という樋口さんの考えをもとに、ちょうどいいバランスをひもときます。
【担当スタイリスト・樋口かほりさん】
この記事のスタイリングを担当。ベーシックなアイテムを軸としながら、女性らしい小ワザを効かせたスタイリングが大人気。忙しく動きまわる日々をオシャレに過ごせる、リアリティのあるアイテム選びに定評。
樋口さんが考える「コーディネートの心得」
①「ゆるいシルエット＝カジュアルでルーズ」の概念は捨てる
②ポイントにしたいならあえて「目立たせない」選択を
③メイクもヘアも「スタイリングの一部」と解釈
「服と同等にあなどれない」ジュエリーの力
「服がボーイッシュであるほど生きてくる、相反するジュエリーの女っぽさ。大ぶりのものでアクセントにしつつ、メイクやヘアはあえてつくりこまず引き算をしてトータルバランスを図って。」（樋口さん）
重厚感を気にせず済む「大きなフープ」
シルバービッグフープピアス（片耳売り）／e.m.（e.m. 青山店） グレーロゴスウェット／原宿シカゴ（原宿シカゴ 神宮前店） 黒タートルニット／チノ（モールド）
ロゴスウェットのモチベーションを上げる
ビッグフープの確かな存在感
「ジュエリーをつけている」というマインドで、スウェットの格も引き上がる。ごろんとしたタイプでもＯＫ。
「服の上から」バングルを
ネイビーニットパンツ／någonstans 黒ロングブーツ／銀座かねまつ（銀座かねまつ6丁目本店） ベージュワイドニット／HER. バングル／COS（COS青山店）
そでで隠れがちな今に向く
「ニットの上から飾るジュエリー」のアクセント
夏はさっぱりとしがちな手元にボリュームをもたらす役割だったバングルも、今は重量感を引き算する役目をはたしてくれる。特に厚手のニットのときは、起毛感によるほっこり見えを防ぐ働きもあり。
(コーディネートのプライスなど詳細)
【全15選の一覧】≫「アクセサリーや小物の使い方」人気スタイリストに聞いた「キレイなのに気張って見えない」コーディネートのポイント
