GISELeスタイリストが今、リアルに欲しいニットを調査。さらに、私物ニットから欠かせない相棒、インスピレーション源まで、ニット周辺の個人的こだわりにもせまります。 ※商品クレジットのないものはすべて本人私物です。
スタイリスト・渡邉恵子さんの選び方
【PROFILE】上品な中にも親しみやすさのある絶妙なさじ加減と、実用性もふまえた提案に支持が集まる。自身のスタイリングはメンズ服をバランスよくとり入れたカジュアルが鉄板。
「起毛感のないハイゲージやドライな質感のカジュアルなニットが好き。1着でいろいろな表情を楽しみたいので、インナーとして白のロンTやシャツなどを合わせるのが定番。印象の異なる白インナーを15着ほどそろえ、肌あたりのカバーも兼ねています。挑戦的なものをとり入れるよりは、好きな色や風合いはゆずらずにその中でバリエーションを楽しみたい」(渡邊さん)
【渡邉さんのセレクトポイント】
□ニットでも白・黒・ベージュ
□毛飛びしないドライな風合いでストレスなく
□バリエは白インナーで広げる
真新しさは求めずに・手持ちのニットをマイナーチェンジ

ピッチの太さと配色にひとめボレ
タートルニット/TSURU By MARIKO OIKAWA 「大好きな黒×ベージュに惹かれて、つい手にとったアイテム。コントラストがきつすぎず着やすい」(渡邉さん)

「季節を逆行する夏っぽい小物とコートがわりのボリューミィなストールをMIX」
タートルニット/TSURU By MARIKO OIKAWA ブラックデニムパンツ/ANATOMICA(アナトミカ 東京) 黒サングラス/プロポ(プロポデザイン) ベージュストール/ヘリル(にしのや) 黒ローファー/A de Vivre かごバッグ/スタイリスト私物
暖かさが段違いのカシミヤ

黒カーディガン/COS(COS 青山店)「温度調節用の羽織りとしてニットを着たい私にとって、保温性はもちろん、薄くて軽いカシミヤ素材は持ち歩きやすく魅力的」(渡邉さん)
印象を操るための白インナー

〈右から〉 レースブラウス/Jilky 白ロンT/ヘインズ(ヘインズブランズ ジャパン カスタマーセンター) シャツ/THE NEWHOUSE(アーク インク)「首元やそで口の違いでカジュアルにもガーリーにも、そのときどきの気分によって使い分け」(渡邉さん)
(コーディネートのプライスなど詳細)
【全35点の一覧】≫これでいいより「コレがいい」スタイリスト4人がよく着る「とくにいい」服の選び方
