ポイントは「デザインよりもサイズ感」シルエットで惹く「コーディネートの変え方」

デザインの目新しさだけに注目すると、季節が進むたび、スタイルに迷いが生じる懸念も。たとえ手持ちの服に限定しても、合わせのバランスを変えるだけで新鮮みが増したり、組み替えていった結果本当に必要なアイテムが見えてきたり。コートが要らないいま改めて上下の「サイズ感」に注目した実例を通して、ワードローブを更新するヒントをご提案。



「上はゆるく・下は広く」

そでやすその余白が飾りとして生きるオーバーシルエットとギャップが生まれる、スキニーやレギンスなど細身のパンツ。太もも手前まで覆う丈感なら、気になる部分を隠しながら華奢さをアピールできるメリットも。



鮮やかな色でルーズなシルエットを軽量化

赤スウェット/SeaRoomlynn 黒ニットレギンス/Gap 黒フードコート/VACHEMENT(ショールーム リンクス) シルバーバッグ/バナナ・リパブリック 白ソックス/HOiSUM シューズ/SHISEI(アイネックス)


肌寒い日に1枚であたたかい裏起毛スウェット。ヒップラインがすっぽり隠れる長さがあるから、レギンスなど腰まわりが気になるボトムも試しやすい。ゆるっとしたフォルムが足元の細さを強調し、全体を華奢に見せてくれるVシルエット。




CHECK STREET

締めつけ感なくIラインに整う、ひざ上丈のロングニットを主役に。レギンスで足元をすっきり仕上げると、ハンパ丈トップスもスマートに装える。




手をかけないほうが着映えるシルエット

ラウンドビッグシャツ/ENFÖLD デニムパンツ/マザー(LITTLE LEAGUE INC.) 眼鏡/ザ ベッドフォード ホテル(キングスター) ローファー/A de Vivre


白シャツを潔くぶかっと着て、細身の黒パンツとでも存在感のある組み合わせに。単純なワンツーでも充分もつのは、アイテム自体のベーシックさとそれが無難に陥らないすそやそでの個性があるおかげ。



(TOPICS)
1.太いパンツもいいけれど「細いパンツもやっぱりいい」
2.幼く見えない前提で「短い丈に再挑戦」
3.人気スタイリストがよく使う「サイズ感の操り方」



(コーディネートのプライスや詳細)
【全15選の一覧】≫「ワイドなボトムは履き尽くした」バランスを変えるだけで見違える「シンプルなアイディア実例」