見た目や印象を変えたいとき、服を入れ替えるばかりがすべてではない。幅広い着方ができる服の力に頼ることで、使うアイテムは同じまま、コーディネートの見違えが可能に。
「気温に応じて」着替えずアレンジ
寒暖差にも対応できることが、移ろう季節には大事なポイントに。気温に応じて姿を変えてもオシャレな印象を貫けるスタイルをピックアップ。
STYLE_1
ジャケットでも防寒できるニットのインナーづかい

中に着ていたブラウスをライトなアウターとして活用

ブーツ (6)/ダイアナ(ダイアナ 銀座本店) ウールパンツ/サクラ(インターリブ) フリルブラウス/ルージュ・ヴィフ アンナ(アバハウスインターナショナル オンラインストア) ジャケット/LAGUNAMOON(LAGUNAMOON ルミネ新宿) 半袖ニット/LAGUNAMOON × POLO BCS(LAGUNAMOON ルミネ新宿) バッグ/Yeomim(HANA)
たとえば肌寒い朝。Tシャツがわりの白ニットにブラウスを重ねて、その上からジャケットもON。だんだんあたたかくなってきた日中にはブラウスの前を開けて、アウターとしてアレンジ。シャリのあるナイロン混だから、羽織ったときもキレイな立体感をマーク。脱いだジャケットは腰に巻くと、ベルトがわりの凝ったアクセントに。ウールパンツ+ショートブーツで下半身のあたたかさはキープ。
STYLE_2
メリハリの効いた迫力のあるモノトーンで室内でもさまになる

白シャツの分量を増やしてさわやかなモノトーンへシフト

ロングコート、スカート/ルージュ・ヴィフ アンナ(アバハウスインターナショナル オンラインストア) カシミアニット/BATONER パンプス/TSURU By MARIKO OIKAWA 白シャツ/バナナ・リパブリック ソックス/タビオ
どっしりとした黒の上下のインナーに、少量でもコントラストをつけられるハンサムな白シャツを採用。首だけでなくすそからものぞかせて、ロングコートを羽織ったときののっぺり感を回避。あたたかな室内では、脇役だったシャツを今度は主役に。さっきまで着ていたニットを肩に巻けば、適度なぬくもりを補うだけでなく、白シャツをカジュアルダウンさせる役割も担ってくれる。足元のブルーもハズしとして作用。
(ワードローブのつくり方)
【アイテムの画像や詳細】≫トレンドよりも「普通の服」 どんな春服も「合わせやすくなる」新しいベーシックの選び方
