職業柄多くの映画を観てきたクリエイターや映画関係者に、オススメの作品をヒアリング。今回は1900年代の作品を中心に、自宅で楽しめる、とっておきをリストアップしました。映画から得られる感動や気づき、想像力が日々の原動力となるはず。
「インスピレーションがわく」ムービーリスト
思いがけないオシャレのヒントに出会えるのも映画鑑賞の醍醐味。1900年代の名作を中心に、ファッションやライフスタイルのヒントがつまった、視覚的にも楽しい・美しい5本をお届け。
『悲しみよこんにちは』(1957)
仏作家サガンが18歳の時に執筆した処女小説の映画化。陽光まぶしい南仏で、父の再婚を妨害したことで巻き起こる17歳のセシルの罪と罰。世界的に大流行したジーン・セバーグの“セシル・カット”も必見。
「赤い水着、イニシャル入りのシャンブレーシャツ、花柄のドレスなど、ファッションにとり入れたくなる要素が満載!」(映画館 Strangerスタッフ・瀧ヶ崎志帆さん)
『アメリ』(2001)
パリ・モンマルトルを舞台に、“不思議ちゃん”な主人公アメリの日常と不器用な恋をキッチュな映像で描いたハートウォーミングストーリー。想像力豊かでいたずら好きなアメリのカルト的人気は、いまだ健在。
「映画や映像作品が好きになったきっかけ。パリの街並みに憧れて、実際にロケ地めぐりをしたほど好きな作品です。」(DIESELプレス・井上沙理さん)
『フットライト・パレード』(1933)
© 2023 Twentieth Century Studios & TFD Productions LLC. All Rights Reserved. ディズニープラスの「スター」で配信中
1933年に作られたモノクロのミュージカル映画。トーキーの流行によって失職したブロードウェイの演出家ケントは、映画館のプロローグ・ショーを演出することに。商売は成功したかのように思われたが、仕事でも私生活でもトラブルが続出し……。
「ひとまずミュージカルシーンだけでもご覧ください。美しさを極めることのすさまじさに感動します。」(映画館 Strangerスタッフ・鈴木里実さん)
『トゥルー・ロマンス』(1993)
一瞬で恋に落ちた男女が、彼女の元ヒモをうっかり殺害。大量のコカインが入ったスーツケースを持ち帰ったことから、警察とマフィアから追われる身となるバイオレンス&ロマンス。脚本はQ・タランティーノ。
「作中のファッションも魅力的。ひょう柄コートにデニムとコンバースを合わせた、カジュアルな格好が好みです。」(ヘアメイク・小澤麻衣さん)
『猫が行方不明』(1996)
愛猫を預けて3年ぶりのバカンスに出かけたクロエだったが、帰宅すると行方不明に。ルームメイトをはじめ、ご近所を巻き込んでの猫捜しが始まる。パリの日常や人々との交流を小粋に映し出したコメディ。
「主人公が暮らすアパルトマンのインテリアがとてもキュート! ファッションにも注目してみて。」(映画館 Strangerスタッフ・瀧ヶ崎志帆さん)
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DIESELプレス・井上沙理さん
ヘアメイク・小澤麻衣さん
映画館 Strangerスタッフ・瀧ヶ崎志帆さん
映画館 Strangerスタッフ・鈴木里実さん