センスのいい人のお部屋拝見! 「見せたくなる」シンプルなインテリアの実例集




CLOSET



気分で移動させて空間作りを楽しむ

「洋服収納が少なく、クローゼット内にニットをたたんで置くスペースがなかったためラックとシェルフを並べてショップ風に収納。洋服を選びやすく、季節によって並ぶ洋服が変わるのも好きで、1年を通して「見せる」インテリアに。洋服に合わせて壁面のディスプレイを変えながら空間づくりを楽しんでいます」(minamiさん・ANNE HOUSEHOLD GOODSデザイナー) @mnmii___




1軍の靴を「インテリア的に見せる収納」

「ステンレスのシューズラックに、メインで使う靴を見せる収納。ふだんあまりはかない靴は箱に入れて保管しています。靴自体モノトーンが多いので、自然と統一感のある見た目に。アートを飾ることで、よりインテリアとしてとけ込ませることができます」(永倉遥さん)




コーディネートの組みやすさを優先し「色別に整理」

「クローゼットは日々のコーディネートが組みやすいように、色別に分けて収納しています。モノトーンの洋服がほとんどなので、白い服と黒い服で整理。自立するバッグは上の棚に置き、ショルダーバッグやトートバックはフックにかけて空間を有効活用」(永倉遥さん)




WORKING SPACE



なじませるために「本は小口側を表に」

「デスクが玄関から見える位置にあるので、すっきり見えるようあまりものを置かず、シンプルに整えています。デスクの横には足立製作所のブックタワーを設置。本の背表紙が見えないように小口側を表にし、色彩をおさえて部屋になじむように工夫しました」(Jiuさん)




「照明を活用して」やわらかなムードを形成

「北欧モダンな雰囲気が好きなので、パンテラのランプやHAYのペーパーシェードでやわらかい光をとり入れるようにしています。在宅勤務中心になり購入を決めた大きめデスクはR. Design Tokyoのショールームで、ほかにはないデザインに一目惚れしました」(tomoさん・会社員)




理想を求めて「DIY&海外から個人輸入」

「床を全面DIYしていますが、アジア工房というショップで購入できるフロアタイルがオススメ。木目がリアルで、貼らずに置くだけで手軽に完成します。デスクライトは日本では終売になっていたIKEAの品番がどうしても欲しく、キプロスより入手しました」(rikaさん・広告代理店)




ベーシックな家具に小物でカラーを足す

木の風合いが気に入っているデスク。富ヶ谷の“アルチヴァンド”という雑貨店で購入しました。左右の引き出しに入りきらない書類はIKEAの白いファイルBOXに。全体的にシンプルなので、明るさを足す意味で赤のノートやオレンジのペン、植物などを置いてアクセントに。




装丁が魅力的な洋書を目隠しに

「趣味の蔵書に加え、仕事柄写真集も多いので、ステキに収納できるようにレイアウトを工夫しています。装丁が魅力的な洋書は、リビングの棚の目隠しに。漫画は飾るよりもしまうことをルールとして、屋根裏部屋に置いています」(菊地史さん:フォトグラファー)




積み重ねるだけでインテリアになる洋書が中心

「基本的に購入する本はアートブックや写真集、ZINEなどの洋書がメインなので、ただ置いておくだけでもオシャレに見えます。置物やコスメと一緒に表紙を見せて立てかけたり、厚みのあるものは数冊重ねて寝かせたり。ジャケ買いすることも多いです」(yukikaさん:マルチクリエイター・プロデューサー)




「家族分の好きを壁に集約」

「壁一面の大きな本棚には、仕事に使うデザイン本や雑誌、夫の漫画や料理本、息子の絵本……など家族全員分のありとあらゆる本たちが収納されています。ただ収納するだけでなく、ポスターや花瓶、かごなどをディスプレイしてインテリアの一部としてリビングの顔となっています。」(小林 文さん・エディター)@kobayashi_bun




REST ROOM



「シンプルなルックス」で日用品もオシャレに

「洗面所は白×ウッド×シルバーの配色で清潔感を意識しています。歯ブラシなど、使用頻度の高いアイテムは浮かせる収納を採用。ハンドソープのような日用品は、シンプルなパッケージで生活感をなるべく出さないように心がけ、空間になじませるのがルール」(anさん)




DIYも駆使して「ホテルのような部屋」を実現

「ランドリールームの鏡は備えつけ。ホテルライクな雰囲気を盛り上げたく、ベルメゾンで見つけた壁かけ式のウッドボックスをとりつけて、コスメやスキンケアアイテムをディスプレイ。小さな穴を開けるだけで設置できるので賃貸でも安心。背が白くて壁になじむところも好ポイント」(mizu hashimotoさん)




見せたいものだけをディスプレイ

狭小住宅のため、限られた収納で「見せる」ことを心がけています。鏡裏に収納スペースを設置しすっきりとさせている洗面所。鏡と洗面ボウルだけのムダのないスペースなので、コンタクトレンズやタオルなど、生活感が出るものは鏡の裏や天板の下の収納へ。逆にパロサントや小さめの鏡など見栄えするアイテムは高さのバランスなど計算して並べています。(Akiko Kiyamaさん・音楽家)@au.au.au.