出番が多いのはやっぱり肌なじみのいいベージュ・ブラウン系のアイシャドウ。普遍的な色だからこそ色も質感もたくさんあって、なにが本当にいいのか…。そんなときこそ、コスメを扱うプヘアメイクたちの出番。プロたちのお眼鏡にかなった、とっておきの新名品をご紹介。
「目の印象を変えやすい」ブラウンのアイシャドウ
「使い勝手がいい」「上品だから」という理由で選ぶことも多いブラウン系のアイシャドウ、ヘアメイクたちが選んでいるのは? 「よく使っている」その理由とともに聞き込み。
目的は2つ「形を変えたいとき」「質感を主役にしたいとき」
NARS ザ マルティプル 1503N 5,500円/NARS JAPAN
【のびがよくマルチに使えるこのシリーズは複数色を常備】
「リアルに近い陰影が出せるので、もう少し大きく、少したれ目に…などの印象操作がしやすい色。肌なじみがいいからこそ質感も引き立つので、ヘアがドライなら目元は下のNARSのようにクリーム系でつやっぽくといった、顔まわりでニュアンスを変えたいときにも重宝」(塩沢延之さん・ヘアメイク)
(mod’s hair/塩澤延之さん) GISELeでは表紙をはじめ多くのファッション企画を担当。ヘアサロン「hair4038」のオーナーでもあり、服やその人の持つ個性、トータルで計算されたバランス感覚、幅のあるヘアメイクで人気。@shiozawanobuyuki
アイシャドウで影を仕込めば「マスカラはなくてもいい」
〈左から〉ユナイテッドフルイドアイカラー S01、S04、N02 各3,850円/THREE
【みずみずしく穏やかな発色が好み】
「目元を引き締めたり骨格を強調して深みを出すシェーディング感覚。たとえば顔立ちが幼いモデルを大人っぽくしたいとき。まつ毛が長い、多い、カールしているなどの子にマスカラを使うと甘く転びやすいため、下のTHREEのアイシャドウだけで仕上げることも」
(mod’s hair/小澤麻衣さん) 幅広い女性を表現する引き出しの多さが魅力で、GISELeでも毎号活躍。ベージュ~赤み、グレイッシュなど、茶系だけで30色以上保持し、今はクリームタイプにハマり中。@moppmopp8
「アイメイクが上手に見える」プロおすすめの名品
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