真っ白よりもまじめすぎない「白っぽい色のシャツ」同じ服でも同じに見えない「着回しテクニック」



シャツはスタンダードなアイテムゆえに「まじめすぎる」「どこか垢抜けない」ことも。1枚で使ってもさまになる、着回すたびにアイディアが増える。着回しも長続きするシャツ選びの視点をコーディネートを通して実証。



「白シャツの延長で」浅いベージュのビッグシャツ

ベージュカラーミドルシャツ 16,940円/uncrave STANDARD(uncrave) 


【POINT】サイドに深いスリットがあるタイプは、たとえ淡いトーンでまとめてもぼやけにくいのが利点。白とイエローの間のような、エクリュに近いベージュなら、シャツ1つでほどよい甘さをかもしだせる。



着回しコーディネート.1
「いつもの白黒に重ねてなじませる」

白の延長で使えるベージュシャツだから、例えば白T+黒スラックスなどのモノトーン配色にも浮かずに深みを出せる。透け感のある軽やかなニュアンスカラーをかぶせて、ハンサムな白と黒のコントラストを中和。



着回しコーディネート.2
「丈の長さを利用してレイヤード」

短め丈のスウェット+パンツの間に挟みコンパクトなシルエットにメリハリづけ。長め丈のシャツをスウェットからのぞかせて、ボリュームを足すことで、ハーフパンツも着やすくなる。丈感が異なるトップスどうしを重ねても、サイドの切れ込みがもたつきを回避。



着回しコーディネート.3
「シャツのすそを広げてスカートの重みをはらう」

立体感を生むビッグシャツがあれば、マイルドな色合わせも簡単に。すそからウエストあたりまでボタンを開けて、スリットをつくると、ワンピース風に色と形をつなげてもすっきり。



人気スタイリスト曰く「白シャツは難しい服」
白のビッグシャツで「なぜかわいい?」 人気スタイリストがよく使う「オシャレが上手くなる」簡単テクニック

(CONTENTS)
【1】白シャツの適材適所
【2】ボタンをはずして着るメリット
【3】シャツをOUTしてボトムにツヤを
【4】軽い白シャツを「重く着る」
【5】役立つ白シャツの選び方・合わせ方
【6】印象が変わる「隙間を飾って埋める」方法