「気張ったオシャレは苦手」なご自身の私服にも通ずる、「着心地も見心地も疲れない」ことが必須条件。その中から、あらためてレザーを気楽に楽しめるアイディアを人気スタイリスト・樋口かほりさんに教えてもらいました。
(樋口かほりさん)
毎号表紙も担当するGISELeの看板スタイリスト。大人に似合うカジュアルをモットーに、リアリティのあるアイテム選びの提案と肩の力を抜いて着られる、シンプルカジュアルなスタイリングは毎号多くの反響が。
レザーのミニは古着で探す
中途半端な丈やゆとりがあると脚が太くみえがち。昔のほうが形が潔くコンパクトなため、レザーのミニスカは古着屋で購入します。特に「原宿シカゴ」は安いうえ常にストックしている印象。なので買いかえるときはチェックします(樋口さん)
「季節を問わずに活躍する」メンズのケーブルセーター
レディースのオーバーサイズとはまた違う、気の抜けたルーズなシルエットと肩の落ち感はメンズニットにしかない。オールホワイトのコーデにとり入れた、女性らしいのにラフなスタイリングがとくに好きです(樋口さん)
迷わないために「アクセのワードローブ」を用意する
A. ベースとなる1軍 B. 気分によって加えるインパクト
Aは私にとって服も季節もシーンも問わないTHEスタンダード。これをベースにBIGモチーフなど主張が強めのBを気分によってプラスしたり差しかえたりして手元をコーディネートしています。テンションの異なるたくさんのアクセから決めるより、こうすることで出かける前の「アクセ選び」の時間も省けます(樋口さん)
私物公開「人気スタイリストが着ている服」
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