GISELe

2021/07/02

衣服のプロが「アイロンよりスチーマー」を推す理由丨上手に使うコツ&おすすめアイテム

GISELe編集部

Tシャツのお手入れ

少しでも目立ってしまうシワやヨレ。解消法を洗濯のプロやスタイリストに聞き込みしたところ、「アイロンよりスチーマー派」が圧倒的多数に。スチーマーを選ぶメリットと、上手な使い方を教えてもらいました。
※取材にご協力いただいた方はこちら。
※掲載商品は取材時点のものであり、現在お取り扱いしていない場合があります。


☐スチーマーを選ぶ5つの理由

①プレスいらずで生地を傷めない
「アイロンで直接プレスしなくても、スチームなら瞬時にシワをのばせる。高温による縮みやゴワつきが心配な麻やウールなど、デリケートな素材にも安心して使うことができます」(近藤高史さん/“自宅にいたままクリーニング「リネット」”品質責任者)

②シワのないふっくらとした風合いに
「強力なスチームはTシャツを肌ざわりのいいやわらかな質感に整えてくれます。そのため、着用前には欠かせないアイテムです。あわせてブラッシングも行うと、さらに上質な着心地に」(永松修平さん/OKULAB・コインランドリー“Baluko Laundry Place”、洗濯代行“Laundry Out”)

③高温による除菌対策として
「菌は熱に弱いため、スチームアイロンの高温下では生きていられません。したがって、帰宅後にさっとスチームをかけるだけで、手軽ににおいやかゆみのもととなる雑菌をケアできます」(小石川良美さん/創業70年「とみおかクリーニング」ブランドマネジャー)

④伸びや縮みを元の形に戻せることも
「“高温で縮む”という生地の特性を利用すれば、伸びてしまった部分をある程度戻すことが可能。反対に、軽く引っぱりながらアイロンをかければ、縮んだ部分も少しは伸ばせます」(永松さん)

⑤蒸気とともに瞬間脱臭
「スチームのパワフルな噴射により、菌やダニなどを繊維から吹き飛ばすことが可能。同時に、ににおいのもとは水蒸気の熱とともに気化するので、Tシャツを清潔に保てます」(小石川さん)



GISELeスタイリスト直伝!
☐上手なスチーマー術


□数秒は動かさずキープが基本

「スチーマーはさーっとかけてしまいがち。じっくり熱を加えてあげることが、キレイに早くシワをのばすコツ。低温なら服へのダメージもあまり気にせず大丈夫です。見落としがちな肩やパンツのサイド部分も抜かりなく」(渡邉恵子さん/スタイリスト)

□強いシワには裏からあてる
「なかなかとれない、手ごわいシワがついてしまったときは、Tシャツの内側からスチーマーをあててみて。生地表面の毛並みをキープしつつシワをしっかりのばせるので、Tシャツ本来の風合いを損ないません」(赤津向日葵さん/アシスタント)

□スチームの水は必ず水道水で
「市販の飲料水にはミネラル成分が多く含まれているので、スチーマーの故障につながる恐れが。さらに成分が白い粉となってTシャツに付着してしまうこともあるので、必ず水道水を使っています」(仲田千咲さん/アシスタント)



☐おすすめスチーマー&ギア

1.海外メーカーならではの力強さ

▼Jiffy
アメリカメーカーのハンディスチーマー。「厚手の生地でも一瞬でシワがのびるパワフルさながら、扱いやすいサイズがいい。水の残量が見えるので給水のタイミングがわかりやすい」(永松さん)

ジフィー ハンドスチーマー エスティーム ブラック 23,935円/日本テレフォンショッピング 


2.スチームもプレスもできる

▼Panasonic
電源をつけると約19秒で立ち上がる優れもの。プレスもできる2WAYなのに軽量で使いやすい。電源コードが長いのでゆったり操作できる。

衣類スチーマー NI-FS570(ブラウン) オープン価格(5月1日発売予定)/パナソニック 


3.時短につながる圧倒的なスチーム量

▼T-fal
「スチーム状態でロックをかけることができ、長時間使用しても指が疲れにくい。服のシワをのばしたいときとデリケートな素材をケアするときとで、スチームの噴射量を調節できるのも魅力」(渡邉さん)

アクセススチーム プラス DT8100J0 16,500円[参考価格]/ティファール 

CREDIT: Photography_Koichi Sakata Illustration_Saori Nogishi Design_Shantin Chin(Ma-hGra) Composition&Text_Yuko Igarashi, Shunsuke Takahashi

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