ショートブーツでもう1足なら? 合わせやすいのに「普通すぎない」シンプル以上のデザイン

冬のスタイリングを支えるブーツこそ、確実に使える1足を見極めたい。満足感を得られる黒から出番の多いひとクセデザインまで、プロやファッション賢者たちの意見を参考にベストなブーツを精査。 ※( )内の数字はヒールの高さで単位はcmです(編集部調べ)。



2足目に欲しい「使い勝手のいい派手さ」

鮮度を上げてくれるようなデザインも、出番が限られてしまってはもったいない。気分転換になり稼働率も上がる1足を、製作の裏側を知るブランドスタッフに深掘り。レザー以外のショートブーツのほか、女っぽさを上げる装飾パンプスからベーシックを元気づけるカラースニーカーまで、多彩なアイテムをご紹介。



スニーカー感覚ではけるゴールドラメ

ecoニットブーツ(5) 18,700円/emmi(エミ ニュウマン新宿店) 「ストレスのかからないはき心地が支持され、人気が右肩上がりのニットブーツ。ゴールドは今季の新色です。ブーツにありがちな窮屈さがなく、軽量ソールと低反発のインソールで、長時間はいても疲れにくい仕様に」(チーフデザイナー・有吉直子さん)



フラットだからゴージャスすぎない

ブラウンファーブーツ(3.5) 108,900円/HEREU(ショールーム セッション) 「色は使いやすくもボリュームのあるシルエットで存在感があり、展示会で好評でした。1枚の革から仕上げる伝統的な手法を用い、スペインの卓越した職人によって手縫いで作られた特別感のある1足です」(showroom SESSION PR・鈴木朋子さん)



大人もはきやすいベルベット

ベルベットブーツ(5.5) 16,500円/ル タロン グリーズ(ル タロン グリーズ ルミネ新宿店) 「奥行きのある光沢が魅力のベルベットは、膨張して見えやすいという一面もある素材のため、足首のすっきり感にこだわり何度も修正を重ねました。親指が前に出たオブリークトゥなので、ラウンド型でもモードな印象に」(デザイナー・高塚久良巨さん)



やわらかくて軽い「ウナギの革」

ブラウンブーツ(4) 101,200円/ネブローニ 「独特な光沢としなやかな質感が特徴の食用ウナギ素材は、軽量ながら耐久性があり、機能面も優秀。クラス感のあるアンティークカラーは、使い込むほどに“味”が出てくるので、自分仕様の経年変化を楽しめます」(プレス・桑山美都子さん)




「ゴールドのアクセサリー感覚で」


ミュール(1.5) 15,400円/ル タロン グリーズ(ル タロン グリーズ ルミネ新宿店) 今季注目のスパンコールは、肌なじみのいいゴールドでトライ。





「歩くたび、ひかえめにキラキラ」

パンプス(4) 24,200円/オゥ バニスター(アバハウスインターナショナル オンラインストア) キラキラモールのような特徴的な質感。甲のゴールドがアクセント。







「大人にはける上品なベロア」

パンプス(1.5) 27,500円/TSURU By MARIKO OIKAWA 花のようにつま先いっぱいに広がった2つのリボン。同色素材なら意外にもなじんでとり入れやすい。






「リッチな光沢のからし色」

ブーツ(5.5) 33,000円/ダニエラアンドジェマ なつかしさのあるレトロカラーは、ベロア素材で今っぽくアップデート。丸みのあるつま先が指の窮屈さを解消。






「ほぼベージュととらえてパイソン」

パンプス(4) 17,600円/piu comoda(ROSE BUD ルミネエスト新宿店) 強めのアニマル柄は、スクエアトゥできつさを緩和。モード感をもたらす1足として。






「ドットみたいなスタッズの変化球」

フラットシューズ(1) 42,900円/PIPPICHIC(ベイジュ) 今季豊富なシルバーにもうひとクセ。同色だから奇抜に傾かず、ひそかな個性を演出。






「ほっこり見えないカラフルツイード」

パンプス(1) 39,600円/PIPPICHIC(ベイジュ) 赤やオレンジ、ラメがまざった複雑な色合いも、ツイードなら都会的に。フラットな黒のリボンがシックに導く。






「重めボトムのすっきり見せに」

パンプス(1.5) 20,900円/Mollini(ジャック・オブ・オール・トレーズ プレスルーム) 秋服を軽やかに好転。締め色の黒に頼ってソックス選びの幅も広がる。






「ビタミンカラーで気分転換」

スニーカー 14,300円/ASICS(アシックスジャパン 株式会社 お客様相談室) スニーカーなら振り切った派手色も自然体で装える。ガムソールでマイルドに。