普通の白黒スウェットで「普通すぎないコーディネート」2色だけでさまになる「組み合わせアイディア」

【7】「名品たる理由がある」選ばれているプレーンなスウェット

誌面での登場率が高いアイテムから、スタイリストが今注目しているブランドまで。「ベーシックだけどわざわざ買いたい」名品ピックアップ。プレスのコメントとともに、その魅力をご紹介。




発売から40年以上売れ続けている実績

黒スウェットカーディガン 20,900円/アニエスベー 素材やデザイン違いのバリエが豊富。「1979年以来のロングセラーであり、ブランドの代名詞的なアイテムです。なかでも少し大きめなデザイン。裏起毛のあたたかい素材なので、トップスとしてもはおりとしても、幅広い場面で活躍します」(プレス・久保夢叶さん)




スウェット好きスタイリストが迷わず買った名品

グレー、黒スウェット 各7,920円/カランシエル(シップス インフォメーションセンター) 「身幅も適度なゆるさで丈感もスタンダード。すそとそで口はすぼまり、そではボリューミィ。スウェット好きで毎シーズン、何枚も試着するのですが、コレは着たときのシルエットが素晴らしい」(スタイリスト・船戸唯さん)




古着のような「味わい」があるかどうか

スウェット 9,350円/ディスカス アスレチック(ドリームワークス) 「自身もよく着るUSブランドのスウェット。表地がなめらかな風合いでラフになりすぎず、ふっくらとした厚みがあって、肩に巻いてもさまになりやすい」(スタイリスト・渡邉恵子さん)




カラバリは30色以上・最大6サイズ

〈右から〉グリーン 6,314円、ブラウン 3,971円、ネイビー 6,424円、グレー 6,424円(編集部調べ)/以上ユナイテッドアスレ(キャブ) 「業界屈指を誇る、色とサイズのバリエーションが最大の魅力。定番のクルーネックタイプで、10.0、12.0、12.7オンスの厚みで8種類展開しているので、季節や用途に応じてお好みのものが見つかるはず」(A_UNN PR・平林麻里さん)




定番のスウェットこそ今っぽい「短め丈」

アッシュグレースウェット 27,500円/PHEENY 「シーズンごとにトレンドが反映されることが意外と多いスウェット。ゆとりのあるシルエットが好みでしたが、今季はクロップト丈をすっきりと着たい気分」(スタイリスト・渡邉恵子さん)




希少な編み機で編まれた極上のやわらかさ

ネイビースウェット 19,800円/SLOANE(ザ ショップ スローン 自由が丘)うれしい5サイズ展開。 「1時間にたった1メートルしか作れない、伝統的な吊り編み機で重力をかけずに編むことで、ふくらみのあるやわらかい生地を実現。大量生産が難しいため高価ですが、着心地のよさはお墨付きです」(プレス・森内敏子さん)




抜けを生むラウンドヘム

グレースウェット 17,600円/MICA & DEAL(MICA & DEAL 恵比寿店) 「ボトムを合わせたときも、もたつかず、すっきり見えるすそに前後差をつけたデザイン。また、丸みを帯びたすそのおかげで、タックインして着ても、アウトして着てもバランスよくまとまるので、着回しにも優れた一着」(スタイリスト・出口奈津子さん)




「メンズっぽいレディース」を選ぶ

スウェット 9,900円/SeaRoomlynn 「白Tを中に着ることを想定し、適度なゆとりがあることは絶対条件。いまスウェットもメンズものを選ぶのが定番化してきていますが、メンズもののゆったりとしたサイズ感に対して、モノによっては首元がつまりすぎているな、というモノも多く、女性もので無骨なデザインを探します。そんな中、これはすべてが理想どおりで即購入したもの」(スタイリスト・船戸唯さん)