創業70年クリーニングのプロが教える「Tシャツ収納の裏ワザ」

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折りジワや跡がつきにくい
Tシャツの畳み方・しまい方とは?

出番が多い服だけに、クローゼットを専有しがちなTシャツ。かさばらず、かつキレイな状態で収納するためのアイディアを、洗濯・洋服のプロに教えてもらいました。
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※掲載商品は取材時点のものであり、現在お取り扱いしていない場合があります。

<Tシャツの収納・基本編>

□ショップ風の畳み方に+α
「胸元が正面にくる、お店のような畳み方がベストです。ただ、素材によってはTシャツの重みで内側に畳みジワが強くついてしまうことも。間にタオルなど、やわらかいクッションがわりになるものを挟むと、シワになりにくいです」(小石川良美さん/創業70年「とみおかクリーニング」ブランドマネジャー)

□身ごろの両サイドを折ってくるくる丸める
「両サイドの肩部分を内側に折り、下からロール状に丸めるだけ。やわらかく丸めるのではなく、かためにすることでくずれにくくシワにもなりにくい。コンパクトなので、引き出しにしまうときや旅行のときなど何かと収納力がアップします」(小石川さん)

□ハンガーの上で寝かせるように二つ折り
「ただ単にハンガーにかけると伸びたり、肩部分に跡がついたりしてしまいます。そのためハンガーに首元は通さず、Tシャツを縦に折り、ハンガーにかけるのがオススメ。つるして収納するタイプの人にはぜひ試してみてほしいです」(小石川さん)

<裏ワザアイテムでキレイに収納>

□書籍のように立てて保管
▼TATEMU

「ペーパー仕様の収納ケース“TATEMU”。TATEMUを広げた上にTシャツを置き、一緒に折り込むだけ。簡単にTシャツをキレイに畳める優れものです。」(編集部)
TATEMU Tシャツ専用収納(6枚入り) グレー 1,089円/バンドー 1枚ごとに包み、ファイリングするように収納できる。

□引き出し収納に最適
▼Seria

「Tシャツを筒状に収納できるアイテム。ロール幅に合わせてTシャツの両端を折り、丸めてとめれば完成。ツメ部分の差し込み口が7カ所もあり、厚みに応じて調整できる」(編集部)

Tシャツロール 10P 110円/Seria 透明なプラスチック素材。

□生地が伸びにくい設計
▼MAWA

「肩の出っ張りのない丸みを帯びたデザインかつ、すべり止めつきのハンガー。生地が伸びずに傷めることなく、つるして収納できます」(小石川さん)

マワハンガー エコノミック 40 ブラック 366円(単品)/山秀 

<クローゼットにあるといい>

□衣類にやさしく香りづけ
▼Santa Maria Novella

「植物の実、葉や花びらなどの素材を熟成させたポプリ入りのシルクサシェ。服と一緒に入れるだけで、強すぎない上品な香りがほのかにつくのでお気に入りです」(永松修平さん/OKULAB・コインランドリー“Baluko Laundry Place”、洗濯代行“Laundry Out”)

シルクサシェ ボルドー 40g 7,480円/サンタ・マリア・ノヴェッラ銀座 ブルーやグリーンの色違いもあり。

□天然素材100%の消臭剤
▼KIE〜RU

「環境微生物群を発酵・培養することで作られる、善玉活性水を含有した消臭ゼリー。香りでごまかさずに、イヤなにおいだけすっきり消えるのでオススメです」(小石川さん)

環境大善 きえ〜る Uシリーズ ゼリータイプ 無香 140g 748円/ハッピーツリー