白はシルエットの美しさが正直に出る「ごまかしのきかない色」。だからこそ秋からも「形で選ぶ」のが正解。膨張とは無縁の直線フォルム、抜けをつくるしなやかな落ち感。モノトーンを一段上げる「新しい4つの白」の実力を着まわしで実証。
モノトーンが変わる「形のいい白」
「ハリを持たせた立体リブ」
1枚でも映え、重ねても主張しすぎない、補整力に優れた厚みがカギ。見た目を引き締めて、黒に清潔感と知性を上乗せ。
「素肌を効かせた間のびしないハイネック」

首をおおいすぎないから、タートルよりもすっきりと。二の腕が細く見える5分そでなら今の季節感にマッチして、重ねたときももたつきにくい。
色も形も真逆をいくトップスでパンツのウエストデザインを引き立てる

ベルト要らずのデザインパンツは、上半身を極力コンパクトにしてボリュームを調整。とはいえ大人っぽさは残したいから、半そでより長い大人なそで丈がいいバランサーに。
首元からシックな白をのぞかせてやんちゃな黒ブルゾンを都会的に

インナーに合わせてボトムもエレガントなサテンスカートを選び、キレイめを意識。
表情の異なる白ニットを組み合わせた奥行きのあるレイヤード

黒デニムとともに、カジュアルを格上げ。
着回し感なく「着るたびに違いが出る」
白タートルネックの着回し
コーディネートの重さに抜けを出したり、アクセントカラーとしても。夏の白Tのように重ね着に重宝する白タートル。そんな白タートルが1枚コーディネートに入ることで、全体のバランスがぐんとよくなる実例をご紹介。
目立つ色で知性を保つ

白を中に着て、赤のケーブルニットを優等生な見た目へと引き上げ。短丈ニットの首元からタートルを見せると視線アップにも有効。赤とライトグレーの相対する上下をつなぐ。白のタートルで首元にやわらかなニュアンスを与えたら、目を引く赤も使いやすく。グレーと同じくあいまいなブラウン小物で仕上げて、赤以外はマイルドなトーンを意識。
コート手前のレイヤード

穏やかなニットが土台ならベストにも甘さが残る。白タートルをインナーに、リラックス感のあるニットパンツをボトムに抜擢。ソフトな質感を軸に、辛口なベストをやさしくイメージチェンジ。
ニットありきでレザー

ワンピのようにニットをつないで甘口にシフト。タートルとスカートを白でつないでワンピ風に。スカートの上品にゆれるすそが視線をさらうおかげで、レザーの主張が和らいでタフになりすぎない。辛口のレザーと甘口のニット、相反する2つのバランサーとして頼れるのは、王道のコンバース。
スエットを大人化

クルーネックの首元から、タートルをのぞかせて形を変えれば、気楽なスエットもたちまちシックに。ゆったりとしたトップスとコンパクトなタートルというシルエットのコントラストもバランスアップする要素の1つ。
メンズみたいな重ね着

オーバーサイズの服に異素材のアイテムを仕込む、メンズにヒントを得た重ね方。ー番下にタートルを着て端正なネックラインをつくると、ラフさが軽減。
BIGシャツに欲しい奥行き

白タートルの安心感を味方にデザインシャツを。首元・そで口から白を見せて、体が泳ぐルーズなシャツに軽やかさと引き締めを。上半身を淡いトーンでまとめたら、ボトムははっきりと濃いブラウンでメリハリをつけて。
ニット+デニムでクラシック

見慣れたワンツーの気分を変えるべく、足し算するのはレトロな表情のアウター。タートルネックが渋いアクセントとして作用。今季らしさ満点のツイードジャケットも品格と抜け感をあわせもつ白タートルと合わせれば、気張りすぎない理想的なさじ加減に。