スタイリストが「気にする色」 秋からのトレンドカラーは?


秋冬アイテムをひととおり見た、スタイリストたちの力を借りてワードローブづくりの参考になるトピックスをお届け。コーディネートルームで繰り広げられた何気ない雑談を掘り下げて、リアルに使えるトレンドをピックアップ。


【STYLIST MEMBERS】
(渡邊恵子さん)実用性とスタイルアップを兼ねたアイテム選びに定評。 (樋口かほりさん)「大人に似合うカジュアル」をモットーにしたコーディネートが毎号人気。 (塚田綾子さん)小物企画を担当することも多く、シンプルな装いに素材や色づかいで遊びを効かせる提案が得意。 (船戸唯さん)メンズライクなムードを、女性らしくとり入れた装いを提案。



【軸色はグレー・ブラウン・カーキ】


(塚田さん)去年に引き続き、ブラウンやグレー、カーキなどアースカラーを多く見かけた印象です。そのなかでも異素材でスタイリングに変化を出したり、ヴィヴィッドカラーのさし色で遊んだりしているのが新鮮でした。色幅があるニュアンスカラーは、アイテムごとに濃淡の差をつけやすい。


(渡邉さん)ハンサムなイメージのカーキやグレーも旬のツヤ素材をとり入れることで女性らしさをキープできる。異素材MIXでいうと、01.のルック・MICHAEL KORSはグレーのワントーンの中で顔まわりにニットを巻きつけたり、レザーのブーツでツヤのある質感を足したり、単調に見せない着方が参考になります。


(船戸さん)確かにスタイリングにメリハリがついてステキです。グレーやカーキはニュアンスのある色だから、黒ほど印象が強くなりすぎず、重ね着しやすいのだなと思いました。



写真でスタイリストたちが詳しく解説!
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