熱が冷めないスニーカーブームをまだまだ楽しむために。バリエーション豊かなデザインの中から、次の一手をリサーチ。今着たい服との関係性や定番の更新どころなど、新たな視点でまた向き合う、使える1足の探し方。
スタイリストだからこそよくわかる「スニーカーの成功例」
動きまわる仕事ゆえに、スニーカーの稼働率が高いGISELeのスタイリストたちに、最近の足元事情を取材。変わらず好きな形、今したい合わせ方など、プロの視点が失敗しない選びのカギに。
【STYLIST MEMBERS】
(樋口かほりさん) 「大人に似合うカジュアル」をモットーにしたコーディネートが毎号人気。 (出口奈津子さん)リラクシーでカジュアルなスタイルに、好感度が漂う提案が得意。
スニーカーは「ボリュームのない形」が好み

フルレングスのボトムからのぞく程度の、「主役にならない」バランスが好きなので、基本ソールが薄いローテクばかり。なかでもマニッシュな雰囲気ではける、白か黒が気分。レトロなワンピースなど服と靴のテンションをズラして着たいです。(樋口かほりさん)
【FOR EXAMPLE】

「モノトーンは1足必須。アディダス オリジナルズのサッカーシューズのようなデザインの1足は、黒にも白ボトムにもぴったり似合う。白のラインもアクセントに」(樋口さん)

「このComme des Garçonsの白スニーカーはムダなデザインがなく、いい意味で本当に普通。ずっと飽きもこない毎年、毎シーズン履き続けている最も頼れる1足です」(樋口さん)
トーンをそろえてメンズにふり切る

今季はスポーティなテイストが見のがせないから、スニーカー×キャップの小物づかいも気分に合う。ボーイッシュに傾かないように、暗いトーンで大人っぽくまとめたいです。(出口奈津子さん)
選ぶ基準は「ないこと」
【全46足の一覧】≫「ムダがない」で選ばれた「理想のスニーカーに最短で出会う方法」
