センスのいい人のお部屋拝見! 「見せたくなる」シンプルなインテリアの実例集


「見た目もオシャレで実用的」なインテリア

おしゃれに見せるだけでなく、実用性を兼ね備えた収納の工夫。フォトグラファーやヘアメイク、美容通やアパレル業界のプレスやディレクターなど、お部屋のセンスも光る24人に取材。お気に入りの服やコスメを多く持つ人の気になる収納事情、部屋全体もすっきり見えてより心地よく過ごせる、お部屋づくりのご参考に。




LIVING



メインの家具は「ステンレスに一本化」

「服はモノトーンが多いのですが、インテリアはシルバーを基調にしていて家具はステンレス製がメイン。KAREのダイニングチェアはデザインに惹かれて青を選びましたが、シルバー×ブルーのモダンな配色がお気に入り。季節の花を飾って彩りもプラス」(永倉遥さん・)iruryディレクター)




「フロアタイルを敷いて」モノトーンを強化

「部屋全体は大好きな白と黒でまとめて統一感を。クリア素材や金属素材をとり入れて、ひんやりとした無機質な空間になるように心がけています。元々フローリングだった床には白いフロアタイルを敷き、より理想の配色に。本格的な質感で満足しています」(Jiuさん)




モノトーン空間をじゅうたんで和らげる

「黒のタイルの床と白い壁のリビング。このままだとシャープすぎるため、くずす役割としてカラフルなじゅうたんをチョイス。ただ、鮮やかな色だと浮いてしまうので、なじみのいいスモーキートーンを選んでいます。クッションもそろえて統一感を」(uchida amiさん・企画・販売・フリーランスPR)




「異素材を組み合わせて」バランスを調整

「白をベースに、白:茶:アクセントカラー(緑・黒・シルバー)=7:2:1の比率がマイルール。素材のコントラストを楽しむのが好きなので、ウッド、ステンレス、ファブリック、グリーン(植物)、クリア素材をバランスよく組み合わせることも意識しています」(rikaさん)




意外性を残した「あたたかみのある無機質」

「退廃的だけど明るい、素材は木とステンレス。というように異なるテイストをかけ合わせるのが好み。バランスをとりすぎるよりも意外性を演出したく、イサム・ノグチの照明AKARIはこんなところに丸いものが浮かんでる!感を狙いました」(mizu hashimotoさん・会社員)




ポップさを加えた「ミッドセンチュリー」

「カラフルな小物で遊びをとり入れながら、家具はブラウンやゴールドで落ち着いた印象に。キャメルのソファは関家具のNOWHERE LIKE HOMEシリーズです。北欧デザインの中では手の届きやすい価格帯なうえに、日本製といううれしい驚き!」(MOJIKAさん)




KITCHEN



食器の間に食料をまぎらす

「食器やキッチン道具もインテリア的に使うため、扉のないシンプルなメタルの棚を収納場所として使っています。見やすいように、ざっくりと段ごとにカテゴリー分け。パスタやコーヒー豆など、ところどころに食料品を入れ込み、遊び心も効かせました」(草野桜子さん・アパレルPR)




靴箱をあえて「キッチン棚として活用」

「エスプレッソマシンを置いている白い棚は、実はシューズボックスとして販売されているもの。サイズや仕様がちょうどいいので、わが家ではキッチン棚として愛用しています。木目調とルーバー扉が、部屋の雰囲気をやわらかくしてくれるのがお気に入り」(Jiuさん・会社員)




「趣のある空き箱や空き瓶」を有効活用

「木製のオープンラックを2台並べた食器棚には、陶器やガラスなど好きな質感の食器を並べて使い勝手よく。素材感があり雰囲気が出るりんご箱を食器棚に重ねて、さらに収納スペースにしています。ポメリーマスタードの空き瓶はカトラリーの収納に活用」(yuiさん)




アンティークの食器類を「飾るように収納」

「ナチュラルな雰囲気を基調に、古いものをとり入れた素材感のある空間づくりを心がけています。木製のガラス棚には、ネットオークションなどで少しずつ集めているフランスのアンティークプレートやグラスなど、大切なものをディスプレイするように保管」(yuiさん)




「白のタイルシール」で壁紙の印象を一新

「お気に入りの台所。シンプルなグレーの壁だったコンロまわりを、楽天で買った賃貸でも使えるタイルシールでDIY。厚みのあるタイプだと貼りやすいと思います。壁の色を変えるだけで雰囲気がガラッと変わるのでオススメです。2年経ったいまでも劣化なし」(yuiさん)




かわいいパッケージだけを集めて

キッチンまわりには生活感のある家電類は持たない主義。少し不便でも、狭い部屋をもっと素敵にできないか工夫しています。もともと海外旅行が好きで調味料や調理器具などは海外製の見た目がかわいいものを集め、スタジオのようなイメージで並べています。気分によって配置を変えたり、少しずつ消費しながら雑貨感覚で選ぶのが楽しみのひとつ。(mamiさん・メディアクリエイター)@ru_mam




「ステンレスアイテム」で生活感を抑制

「キッチン用品はIKEAの“HYLLIS”というシェルフにまとめてオープン収納に。台所も部屋全体のグレイッシュなトーンに統一し、生活感が出にくいステンレスアイテムでまとめています。見せる部分と隠す部分を分けて、メリハリをつけることを意識」(miyuaさん・会社員)