クリエイティブな職業にたずさわる人たちのアトリエで見つけた参考にしたいインテリアのヒント。海外コレクションでも活躍し、GISELeでは毎号のように表紙のヘアメイクを担当する塩沢延之さんのアトリエで見つけた、コスメの機能的かつオシャレな収納術をご紹介。
【塩澤延之さん】
mod’s hair ヘア&メイク @shiozawanobuyuki
定番はもちろん、舞台専用コスメなどのニッチなブランドまで熟知。水彩画や習字の筆など、メイク専用外のアイテムまで使用するため、保管の仕方にもこだわりが強い。
001.SHELF
仕事用具は棚にひとまとめ
引き出しが多く細かく分類できるヴィンテージ風の棚。ヘアスタイリング剤、ヘアアクセ、ファンデーション、リップなど、引き出しごとにカテゴリーを分別しています。定番品、特殊系のものをのぞき、半年に一度のタイミングで断捨離し、あふれないように注意。
002.FOCUS POINT
「すぐにわかる」と「出しやすさ」を重視
一目で見つけられるように、中身が見える透明ケースのパウダー系は棚の上に並列。寝かせて置くと取り出しにくいマスカラやペンシル類、また繊細な筆は歯ブラシ立てを使用しています。ブラシは洗ったあとに毛流れにクセがつかないよう、立てて乾燥するのがオススメ。
003.FOCUS POINT
中身がわかるものはあえてしまわない:
アイシャドウやチークは色がわかるよう、平たく並べて保管しています。リップやネイルは温度変化に弱いので、そのまま持ち出せるバッグに入れて、引き出しの中にしまっています。
004.FOCUS POINT
ブランドロゴが見えるように配置
撮影時にはここから必要なものをピックアップし、持ち運び用のメイクBOXにまとめるため、何があるのか瞬時に判断できることが重要。そのため引き出しを開けて上から見たときに、どのブランドかわかりやすくするため、ロゴを見せ、なるべくブランドごとに固めています。
005.FOCUS POINT – Remind item
アイディアを忘れないようにするために
提案するメイクのアイディアとして書きとめたもの、かわいいなと思ったヘアの写真やイラストなどは、忘れないように棚についている鏡や周辺の壁にはるようにしています。なので、セロハンテープが欠かせません。“PUEBCO”で購入したレトロなテープ台を愛用中。
006.FAVORITE ITEM
飲んで、眺めていやされる
パリ発の陶器ブランド“ASTIER de VILLATTE”のアイテムが好きでなんとなく購入してしまいます。ひとつひとつ微妙に形や色、曲線などが違ってかわいいので、仕事中に少し休憩したいなと思ったときにこれにお茶を入れ、じっくり見ながら気分転換をしています。