「こんなときどうする?」ピンポイントなケアまとめ
ふだんから大切に着ていても、つい汚してしまった!なんてことがあるはず。そんなハプニングにも動じない、覚えておけば必ず役立つ応急処置をシーン別に解説。
リップがついてしまった!

クレンジングオイルや台所用洗剤を活用。「水で洗える服なら、クレンジングオイルや台所用洗剤などを使ってもみ洗い。その後洗濯機で洗剤を落としましょう。洗う過程で、リップの色がほかの場所に移らないように注意すること」(古田さん)
食べ物や化粧汚れはやさしくふやかす。「カレーやミートソースなどの食べ物や口紅、ファンデーションなどの油溶性の汚れは、ぬるま湯で油ジミをやわらかくゆるめるのがポイント。そのあとは上記の水溶性のシミと同様の洗い方を。それでも落ちなければクリーニング店へ」(松延さん)
食後ににおいがついてしまった!

入浴後のお風呂の蒸気でにおいをOFF。「入浴後のお風呂場に、ニットをハンガーにかけてつるし、蒸気を吸収させます。その後、通気性のよい場所で干しておくと、蒸気と一緒にいやなにおいをとばすことができます」(近藤さん)
液体の汚れには洗剤を直づけ。まずは洗濯表示をチェック。洗濯機洗い、手洗いができるマークがついていればご家庭でシミ抜きが可能です。紅茶やジュース、しょうゆなどの水溶性のシミは、ニット用の洗剤をシミに直接つけて、軽くもみ込んでから水で流すこと。(松延さん)
なんだかカビ臭い?

ドライクリーニングで菌が死滅。「カビが生えてしまったときは、軽度の場合に限り、クリーニング店に持ち込んだほうが安心。また、自宅で水洗いをして改善する場合もありますが、あまりにもひどいときは処分したほうがよさそうです」(古田さん)
突然の雨でびしょ濡れ!

タオルでやさしく水分をふきとり。「雨によるぬれ具合によっては、シミができてしまうことも。まずはあせらずに、タオルでやさしく押さえて水分をとり除きましょう。このとき生地をこするのはNG。その後は風通しのよい場所で陰干しを」(近藤さん)
コーヒーをこぼしてしまった!

色素が染みこむ前にしみ抜き。「コーヒーの色素が生地に残ってしまうので、できるだけ早く洗濯したほうがよいでしょう。ふきとるとしても、乾いた布で軽く押さえる程度に。洗濯できないニットはしみ抜きができる業者に早めに相談」(古田さん)
収納したときにはなかった黄ばみが!

原因は汗や皮脂汚れの蓄積。「原因は落とし切れていなかった汗や皮脂汚れ。はじめは見えない汚れが、経時変化で黄ばみとしてあらわれる場合があります。自分で手洗いしつつ、頑固な汚れはクリーニング店に頼みましょう」(古田さん)
ひっかけて糸がほつれた!

何もせずにニット専門の修理業者へ。「ニットは繊細に編まれているので、自分で修理しようとするとかえって穴を広げてしまいます。飛び出た糸を切るのは禁物。早めにプロのお直し専門店にまかせましょう」(寺原さん)
クリーニングならどんなところに?

カウンセリング力の高いお店をセレクト。「クリーニング工場併設のお店は、クリーニング師の資格を持つ人をひとり常駐させないといけないため、その人が相談に乗ってくれることがあり、信頼をおきやすい。
取り次ぎタイプのよいお店はスタッフさんも質問にしっかりと答えてくれることが多いです。なので、さまざまな洗濯方法を提案してくれるカウンセリング力の高いスタッフがいるお店を選んでみてください」(松延さん)