「好きと実用を兼ねる」収集ルール
ただ闇雲に集めたものではなく、あるコンセプトや哲学に沿って集まったコレクションにセンスは光るもの。そこで、オシャレなコレクターたちにそれぞれのルールやニッチなこだわりをインタビュー。すると、単に「なんとなくオシャレだから」ではない、使いやすさや過ごしやすさを高める利点もともなった理由や考え方が明らかに。
「ルーティン化する色と柄」
「お祝いとしてプレゼントしてもらった「TEKLA」のタオルがすっかり気に入り、自分でも買い足し続け、着々と集まってきています。重ねて置いたときのバランスを意識して配色や柄をあえてバラバラに収集。気分次第で「今日はコレ!」と決めて均等なサイクルで使うのがマイルール。」(仁藤はるかさん・アパレル販売員)@nito_haruka
「器と思い出はワンセット」
「器の奥深さにほれ込み、休日に合羽橋道具街などのお店を見て歩いたり旅先での記念として購入しているうちに食器棚に入りきらない量に。より理想を追い求め、自分で作るようになってからはキッチンの下の棚まで器であふれ返っています。料理によって使い分けるのが楽しい。」(minaさん・ディベロッパー)@mina_h0818_
「作家さんの食器やガラスを集めるのが趣味の1つ。比較的リーズナブルに作品を購入できるpejite(青山店・益子店)や、取り扱い数が豊富でいつ行っても素敵な器に出会えるAELU(代々木上原)がお気に入りです。気になるものを少しずつコレクション中。」(tomoさん・会社員)@_dayan
「育てがいと集めがい」
「夫の仕事の関係で、わが家には植物がたくさん。毎日のお手入れの中で、成長を感じられると心がなごやかになり、安らぎを与えてくれます。空間に合わせてポットをかえたりインテリア感覚で楽しんでいます。この子の隣にあの子を置きたいな〜と想像するうちにどんどん増えていきました。」(郡山みなみさん・ゼネラルマネージャー)@ko373_linc
「かわいいものは周りとも共有」
「海外へ行ったときや、カフェや本屋さんのオリジナルを見つけるたびに買ってしまうトートバッグ。その中でも、ハート柄やピンクのものに夢中。30点近くあるので、玄関にかけ、友達が泊まりに来たときにフリーマーケットのように選んでもらいプレゼントしています。」(Airi Katoさん・デザイナー)@airi_jb1212
「カーテンがわりにサボテンを並列」
「食卓の上に棚を置き、多種多様のサボテンを窓に沿うように飾っています。日がよくあたるところだから植物には最適!と思い、この場所に並べましたが、外からの目隠しとしても力を発揮。サボテンは高さがあるのに細身だから、見た目もすっきり。」(草野桜子さん・RIM.ARK PR)@sakurako_kusano
「気になる部分をオシャレに隠せる」
ボルゴ デレ トヴァーリエ フリルナプキン 各 2,970円/ASAHEI 「見せたくないところを隠しながら、空間に彩りを与えてくれるリネンナプキン。イタリアブランドならではのカラーやリネンの質感が絶妙で何色も買ってしまいました。」(守屋百合香さん・フラワースタイリスト)@maisonlouparis
「生活感の出にくいステンレスで統一」
「キッチン用品はIKEAの“HYLLIS”というシェルフにまとめてオープン収納に。台所も部屋全体のグレイッシュなトーンに統一し、生活感が出にくいステンレスアイテムでまとめています。見せる部分と隠す部分を分けて、メリハリをつけることを意識。」(miyuaさん・会社員)@.miyua
「家族分の“好き”を壁に集約」
「壁一面の大きな本棚には、仕事に使うデザイン本や雑誌、夫の漫画や料理本、息子の絵本……など家族全員分のありとあらゆる本たちが収納されています。ただ収納するだけでなく、ポスターや花瓶、かごなどをディスプレイしてインテリアの一部としてリビングの顔となっています。」(小林 文さん・エディター)@kobayashi_bun
「クローゼットをとりはずし、壁一面の本棚に作りかえました。棚に奥行きを持たせたため、本と一緒にオブジェやコーヒーカップ、レコードも収納でき、好きなもので満たされる空間に。本はなるべくジャンルごとに並べて、探しやすいように意識しています。」(田辺さん・アーティスト)
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