化粧品検定1級、化粧品成分検定2級、コスメコンシェルジュと、美容関係の検定を多数持つGISELe編集長のK。そんな美容マニアな編集長が、実際使ってみて「本当にいい」とおすすめしているコスメをご紹介。「すべて自分で試さないと気がすまない」というこだわりに打ち勝ったアイテムをマニアックかつ個人的な感想・使用感コメントとともにお届けします。
ノーファンデ派でも「使いたくなる」名作ファンデーション図鑑
ファンデの「化粧してます!」感や、時間がたったときのくずれ方がとにかく嫌で。「塗らない方が絶対キレイじゃん!」と数年前までノーファンデで過ごしていた私。ですがここ最近はファンデの進化が著しく、とにかく薄膜なカバーし過ぎないものや、塗りながらケアできるものがたくさん登場。むしろ必要不可欠な存在に!ファンデ嫌いの私をトリコにした、「アラを隠して調子いい肌を目指したい」人にオススメの名品たちを紹介します。
【超個人的ファンデを選ぶ時の4つの条件】
01_とにかく肌はツヤ命!マットはほぼ使いません。
02_ぴたっと密着してくれるみずみずしいクッションかリキッドが基本。
03_重要視するのは、カバー力より肌全体のトーンアップ。
04_一軍になるかどうかは夜の崩れ方で判断
…以上を踏まえたうえで厳選した8つの名作をお届けします。
01_圧倒的なツヤとトーンアップ力
≫peripera ムード ヴィーガングロウファッション01
ムード ヴィーガン グロウ クッション 2,420円/ペリペラ
「『ここぞ!』の時に今1番出番が多いのがクッションファンデ。水分感が強く、内側から発光しているような、少し色っぽいグロウな肌に。乾燥した室内でも、一日中うるおった肌で過ごせます。01のPUREはとくに明るい色で、自然にトーンアップできるのもお気に入り。2,000円台と買いやすい価格だったのも購入のきっかけ」
02_皮脂を味方につけて夕方のほうがキレイな肌に
≫イプサ ファウンデイション アルティメイトe 101
ファウンデイション アルティメイトe SPF25・PA++ 16g 10,450円、ブラシ 2,750円/ともにイプサ
「実は、イプサのリキッドファンデのほうを愛用していたのですが、こちらも気になり最近仲間入りさせたコスメです。アルティメイトはイプサの中でもより機能性に優れたハイエンドなアイテムです。ウォータリーなリキッドに比べて、こちらはどちらかというとバームのような感じ。専用のブラシをつかってささっと少量を伸ばしていくことで顔に薄膜ヴェールをON。
つけたてももちろんキレイなのですが、皮脂に反応するグロウゴールドパールが配合されているため、テカりに見えないツヤを表現。むしろ時間がたったときのほうがいい肌に近づけるので、化粧直しをするヒマがない日にこそ活躍」
03_スキンケアに強いブランドならではの信頼感
≫ミースモアリッチアクアクッション#21ライト
モアリッチアクアクッション SPF38・PA++ 4,400円/
「美肌研究家のソンミさんが手掛けるブランド。もともとここのブランドの化粧水が大好きで。ソンミさん自身もノーファンデ派と伺っていたのですが、そんなブランドから登場したクッションファンデとあり期待大でお出迎え。
美容液成分がたっぷり入ったみずみずしい使用感と仕上がりで毛穴や色ムラなどをナチュラルに補正してくれます。敏感肌など、肌にあまり負担をかけたくない人にもぴったり!」
04_いい意味で予想を裏切る自然な使用感!
≫TIRTIR マスクフィットクリスタルメッシュクッション 21Nアイボリー
マスクフィット クリスタル メッシュクッション SPF50+・PA++++ 2,970円(編集部調べ)/TIRTIR
「人気のTIRTIRですが、正直私的にはカバー力が高すぎて少し苦手なイメージを持っていました。そんななか、『ツヤ好きならぜひ』とオススメされて試したのがきっかけ。TIRTIRの中ではいい意味で予想を裏切る一番ナチュラルで、そばかすもなんとなく残りますが、肌全体がつるんとなめらかに整う感じ。夜になっても毛穴落ちなどが気にならないのがすごい」
05_ファンデをしながら肌ケアも
≫SHISEIDO エッセンス スキングロウ ファンデーション 160shell
エッセンス スキングロウ ファンデーション SPF30・ PA+++ 30mL 7,590円/SHISEIDO
「2023年のベストコスメを総なめしていたこちらのリキッドファンデーション。口コミサイトで“ファンデというより色つきの美容液”というコメントを見つけたときに、『これ私の好きな感じだ!』と思ったときはすでに遅し。どこにいっても欠品欠品欠品…で、2カ月ほど前にようやくゲットできました。
ナイアシンアミドをはじめ、美容成分がこちらも豊富で、軽やかなうえのびもいい(ワンプッシュでも多いので私は半プッシュで仕上げています)。ファンデをつけているのを忘れるほどの快適さに脱帽です。カバー力は控えめですが肌に負担をかけにくいため、長い目で見ると、肌荒れしている人ほど使って欲しい」
06_フルメイクをしない日の頼れる相棒
≫コスメデコルテ サンシェルター マルチプロテクション トーンアップCC 01
サンシェルター マルチ プロテクション トーンアップCC SPF50+・PA++++ 35g 3,300円/コスメデコルテ
「いつもよりメイク感を引き算したいオフの日。外には出るけど、フルメイクはちょっと……な気分のときは、こちらのCCクリームを使用。日焼け止め感覚でラフに塗れるのに、ちゃんと赤みやくすみなどのアラを隠してくれるから、あくまでも自然なのに素肌力の底上げをしてくれる。
いくつか色展開がある中で、個人的には全顔に使いたいので血色感のあるピンク系より、明るいベージュの01がぴったりでした」
07_ファンデの色が合わなかったときの救世主
≫アーレス アンディヴァイデッド シアーファンデーション KK01
アーレス アンディヴァイデッド シアーファンデーション KK01 SPF30・PA+++ 30mL 6,050円/アーレス
「昔から紫外線対策をしていたおかげか、肌はわりと白い方。基本的に標準色より少し明るい色を選ぶことが多いです。(悩んだら、トーンアップととらえて少し明るい方の色を選択。)でもごくたまに、使用感は好きなのに色展開的に自分の肌色に合わなかったり、オンラインで購入して色選びを失敗する場合も。
そんなときは、このアーレスの白みベージュのファンデを混ぜてワントーン明るくカスタム。とてもなめらかなテクスチャーでなにと混ぜても比較的相性がよく、密着感も高まるので、機能面でもむしろレベルアップが期待できます」
08_パウダーファンデの概念を覆してくれた逸品
≫アルビオン スタジオ ビューティアス ファンデーション 010
アルビオン スタジオ ビューティアス ファンデー ション(全6色) SPF15・PA+++ 5,500円(セット価格)/アルビオン
「ツヤ好きな私にとって、特にパウダータイプは苦手意識が強くて。これまで手にとる機会も少なかったのですが、実はここ数年で一番進化したのはパウダーファンデかもしれません。なかでも2023年にデビューしたアルビオンの新シリーズ『アルビオン スタジオ』のパウダーファンデは別格。
粉っぽさがまったくなく、むしろさりげないツヤが出現するしっとりとした質感。薄づきでふんわりと毛穴やくすみをカバーしつつ、時間がたっても変に浮くこともなし。これならむしろ使ってみたいと感動。人生で初めてパウダーファンデを買いました!」
欲しいのは“抜け感のある黒”
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