「無造作のほうがいい」ビッグサイズの着方
たとえば白ではないキレイ色のシャツも。色の主張をやんわりと削いでくれるリラックスしたシルエット。あえてバサッと雑に着たり、中途半端に見せかけたり。無造作な動作で退屈しない着こなしに。
まじめとふまじめのちょうどいいバランス

カレッジ小物の選択もメンズライクをあと押し

色の印象に合わせて品よくこぢんまりまとめずに、堂々と着る。たとえば全身ルーズにさせたり、小物までハンサムに振り切ったり。そのほうが、やさしく甘い色みとバランスがとれるから。
濃厚な配色に「素肌を効かせる感覚」で抜けを

赤の主張を分散する首・腕の2点の肌見せ


オーバーサイズによる「力みのなさ」を頼りにすればはっきりと、鮮やかな色もとり入れやすい。着こなしは計算高くというよりも、むしろ適当に。どこか不完全なバランスだからこそできる「隙」がねらい。メリハリを意識しないルーズなバランスも、濃い色どうしなら抑揚がついて決まりやすい。
シンプルがぼやけない「立体ロールアップ」

そでに立体感を出しながら、すそはラフにINして無造作
丁寧に、立体的につくったそでのロールアップだけで成立させない。立ててから前だけ軽く折り返したえり、フロントだけのタックINで抜け感を出したすそ。すべてそろってはじめて「王道ベーシック」がぼやけず、目を引く存在感。
【全20スタイルの一覧】≫「キレイなゆるさ」が手に入る「あえてパリッとさせない」シャツの着方と選び方
