運がいい人は「生まれつきじゃなかった」 心理学者が10年・数百人を調べて出した結論

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「しあわせ体質」は科学でつくれる

科学の側から見た「運のよさ」。じつは心理学の世界では、運がいい人・幸せな人には共通点があり、それは後天的に身につけられることが、長年の研究で明らかになっています。運の良し悪しは、生まれ持った星まわりや才能で決まっている。多くの人がそう思い込んでいます。


ところが、心理学の世界では、まったく逆の結論が出ています。10年・数百人をかけた研究が突き止めたのは、「運のいい人」と「悪い人」を分けているのは、生まれつきではなく「ある習慣」だったという研究結果。



10年・数百人の調査でわかった「運のいい人」の正体

英国の心理学者リチャード・ワイズマン博士は、「運のいい人」と「運の悪い人」の違いに興味を抱き、本格的な“運の科学的研究”に取り組みました。ちょっとしたアンケートから始まった調査は10年の歳月を費やし、実験の協力者は数百人にのぼったといいます。

その結論はとても勇気をくれるものでした。運は魔法の力でも神様からの贈り物でもなく、どう考え、どう振る舞うかであり、私たちは「運のいい人」「運の悪い人」として生まれてくるのではない。


つまり、幸運や不運の大半は、自分の考え方や行動によってつくり出せる、ということ。実際に博士は「運の悪い人」たちに法則を実践してもらい、“運”は考え方と行動で変えられることを明らかにしたのです。


博士が見出した「運を鍛える四つの法則」は、チャンスを最大限に広げること、虫の知らせ(直感)を聞き逃さないこと、幸運を期待すること、そして不運を幸運に変えること。とくに大切なのが、新しい人やことへ自分から近づいていく姿勢です。運のいい人ほど肩の力を抜いて穏やかに構えながら、「自分はやり通せる」と信じて積極的に人に話しかけ、新しい体験を重ねていた――。そんな日々の小さな行動の積み重ねが、めぐりめぐってチャンスを呼び込んでいるのですね。




「幸せ」の40%は自分の手で変えられる

「とはいえ、性格や環境は簡単には変えられないのでは?」と思うかもしれません。ところが、幸福研究の第一人者である米カリフォルニア大学リバーサイド校のソニア・リュボミアスキー博士は、希望のある数字を示しています。

博士の研究によれば、幸福度を決める要因のうち50%は遺伝、10%は環境、そして残る40%は日々の行動や考え方といった「意図的な行動」が占めるとされています。


「裕福か貧乏か」「既婚か独身か」といった環境による違いは、幸福度のわずか10%しか占めない一方で、自分でコントロールできる40%の部分には、幸福度を高める余地やチャンスがたくさんあるというわけです。生まれや境遇に左右されない大きな「のびしろ」が、誰にでもあるということですね。




今日からできるいちばん簡単な習慣=「感謝」

では、その40%を動かすには何から始めればいいのでしょう。研究者たちが口を揃えておすすめするのが、「感謝」の習慣です。


米国の心理学者ロバート・エモンズ博士とマイケル・マッカロー博士の有名な実験では、感謝したことを書き留めるグループと、面倒だった出来事や日常を書くグループとを比較しました。その結果、感謝の日記をつけた人たちは、ほかのグループに比べて、前向きな気分、将来への楽観的な気持ち、そして睡眠の質の向上を経験したと報告されています。

うれしいことに、毎日がんばる必要はありません。リュボミアスキー博士らの研究では、週1回の感謝日記が、参加者の幸福度をかなり高めたことがわかっています。むしろ頻度が高すぎると、ありがたみが薄れて効果が出にくくなることもあるのだとか。


やり方はとてもシンプル。一日の終わりに、感謝できることを3つ書き出すだけです。「おいしいランチが食べられた」「同僚がひと言かけてくれた」――そんな“なんでもないこと”でかまいません。見過ごしていた小さな幸せに気づくクセがつくと、心が満たされ、表情も言葉もやわらかくなって、自然と人や運が集まってくるのです。


【参考文献】

リチャード・ワイズマン著、矢羽野薫訳『運のいい人の法則』角川書店、2011年(原著 Richard Wiseman, The Luck Factor, 2003)

ソニア・リュボミアスキー著、金井真弓訳『新装版 幸せがずっと続く12の行動習慣』日本実業出版社、2023年(原著 Sonja Lyubomirsky, The How of Happiness, 2007)

Emmons, R. A., & McCullough, M. E. (2003). Counting blessings versus burdens: An experimental investigation of gratitude and subjective well-being in daily life. Journal of Personality and Social Psychology, 84(2), 377–389.




運気が上がっているときに起こること


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1.新しいことや習い事をしたくなったとき

ふと、「そういえば◎◎がしてみたい」「△△教室に行ってみようかな」という気持ちがわいてきたら、それは運気がいい方向に転じ始めている兆候だと思ってよいでしょう。前に進もう、変わりたいという気持ちが芽生えているときなのです。




2.周りからお誘いが増える

運がいい方向に向いているときは、人を引き寄せる力もアップしています。人からお声がかかりやすくなったのは、これまでの積み重ねや種まきが実った結果でもあります。


特に久しぶりの知り合いから連絡が来た場合は運気の潮目が変わる前兆と思ってよいでしょう。お誘いには積極的に乗るように心がけてみてください。




3.周りの忠告を素直に受け入れられるとき

上司や友達、家族などに「ここをこうしたほうがいいんじゃない?」など指摘やアドバイスをされたときに、スッと素直に聞き入られる状態なら運がよくなる手前の時期です。


実は気が停滞していると、「そんなことない」「なんで私ばっかり」とネガティブに受け止めてしまいがちになるんです。耳が痛い話をされたときでも「ありがとうございます」と言えるようになっていたら、ツキが出てきている証拠です。




4.肌ツヤや血色がよいとき

運気の流れがよいときは、自然と体調も整ってきているとき。すっぴんの状態で、自分しかわからないくらいの差ですが、「いつもより化粧のノリがいい!」「肌ツヤがよくなってる」と思えたら、波が来ている証拠です。


さらに運気をアップさせるコツは、「運がよくなってきている」と思い込むこと。「スッとメイクができた!」「すんなり眉が描けた!」でもよいので、自分に「ラッキーなことが続いているな」といい暗示をかけてあげると、運気アップにもう一段階勢いをプラスさせることができるでしょう。




【運気アップのアドバイス①】
変化を求める時期は見知らぬ場所が吉

運気がよくないと感じたり、何かを変えたい、流れに変化が欲しい…というときは旅行がおすすめ。まったく知らない土地や、行ったことのないお店などを選ぶのがいいと思います。


とにかくいろいろなところにアンテナを張って、いろいろなものを試してみて、どれが合うか、どこがパワースポットになりそうかというのを探しに行くべき時期なのです。吸収しに行かなくてはいけないときだからこそ、知らない場所に足を運んだ方がいいと思っています。




【運気アップのアドバイス②】
開運につながるなじみの場所でのパワー分与

自分の中で調子がいいとき、流れがいいなという実感があるときは、なじみやゆかりがある場所や、常連のお店などに行くのがオススメです。


運気がよいときは自分からいろいろなことを発信&放出でき、まわりにもパワーを分け与えることができるときなので、そういう場所に行き、知っている人に会うと開運につながるでしょう。




【運気アップのアドバイス③】
運気を向上させるのは「生活習慣」

夜更かしや部屋が散らかった状態、汚れた状態では良い運気も逃げてしまいます。朝起きたら窓を開けて新鮮な空気をとりこむ、ウォーキングをする、なども効果的。


特に家の中の「トイレ・お風呂・キッチン」など水回りは特に清潔にしておくのがベスト。蛇口や鏡などもピカピカに磨いておくのが理想です。食べ物も重要。野菜やフルーツなど大地のパワーを得ることで、健康的にはもちろんのこと、良い運気を引き寄せやすい体質になっていくのです。




【運気アップのアドバイス④】
「良い刺激」を与えてくれる人と付き合うようにすること

一緒に行動することで良い運気の影響を受け、自分自身にも良い運気が寄ってきます。何となく皆さんもそんな経験やイメージはないですか?


また自分が「こうなりたい」というイメージに一番近い人と付き合うのも良いと思います。人は周囲の影響を受けやすいので、理想的な人と過ごすことで、良いエネルギーを得られます。




ピンチはチャンス。悪い運気のときに「叶う」ことも多いです

意外なことに、悪いとされている運気のときに、ずっと恋人がいなかった人に彼氏ができたり、仕事のチャンスが巡ってきたり、平常運行のときは叶えられなかったようなことが叶うことも多いんです。


「こういうときだからこそ、味わえること、気づけることがある」と考えたり、「こんな流れになるのか!」とおもしろがってみたり。ちょっとケガをしたときや病気になったときも含めて「これくらいで済んでよかった」とも思うようにすることが大切。


モノが壊れてしまったときも、「今の自分には必要なくなったのかな」「次にもうちょっといいものを買っていい」などこれも前に進んでいることのサイン。人生に何も変化がなく、不満を感じている人にとってはある意味チャンスのときだったりもします。自分で「運が悪い」と感じている期間でも、そのときのテーマにきちんと向き合えば、できることはたくさんあると思いますよ。