デニムが「形くずれしない・色ムラにならない・早く乾く」洗濯のプロが教える基本と裏ワザ【5選】

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TO DRY QUICKLY
【早くしっかり乾くプロの技】


☑脱水時にバスタオルを一緒にIN
「乾きを速くしたいときにはバスタオルを使用するのが裏技。脱水時に一緒に入れることで遠心力が高まるため、通常よりも早く水分を飛ばすことができます。さらに、タオルがクッション的な役割をはたし、デニム本体への負荷までも減らしてくれる。小さいタオルでは効果が期待できないので、バスタオルのようなビッグサイズを選ぶのがベター」(重本さん)

☑厚手でも速く乾く

アライール ジーンズ&小物干し JK-01A 440円/サワフジ パンツのウエストを広げ、乾きを速くするハンガー。10個つきのピンチで小物干しとしても活躍。「乾きにくいデニムには筒状に干せるハンガーが便利。なかでも乾きにくいウエストまわりは、丸く広げることで風通しがよくなり、ふつうに乾かすよりも断然速く乾かすことができます」(山澤さん)

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【EXPERT】


OKULAB
永松修平さん:洗濯機のエンジニアとして長年クリーニング機器やコインランドリー機器の開発に従事。現在はコインランドリー“Baluko Laundry Place”を手がけ、こだわりのスペシャルケアをかなえるデニム専用クリーニングサービスも運営している。

JOURNEY FACTORY
重本洋介さん:デニムで有名な岡山県倉敷市の児島のリメイク工房での勤務経験を生かし、デニムのリペア・リメイク専門店として“JOURNEY FACTORY”を経営。お直しだけでなく、カスタムからデザイン変更までオーダーメイドで受けつけるオリジナルの製作も行う。

ヤマサワプレス
山澤亮治さん:店頭に並ぶ前の洋服のアイロンプレスや検品を手がけ、アパレル業界を陰で支える一方で、洗濯代行“ウォッシュフリーダム”を経営。アイロンがけのプロとして講演活動も行う中、廃棄寸前のリーバイス501をよみがえらせるブランドも展開し、幅広く活躍。