「ドライグリーン」に最適な配色とは?|植物や曇り空、砂浜など自然界の色を

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今まであった色にフィルターをかけたような「あいまいさ」が特徴的な今季の新色。正確に「○○色」と言い難い、色というより、むしろ「色み」といったほうが近いのかもしれない。どこか気だるい、独特のニュアンスを引き出すために。それぞれの色みに適した最適な配色。

DRY GREEN
+ coconut brown, sand beige, cloudy blue…


グリーンには「自然界の色」がよく似合う
鮮やかで深みのあるグリーンから一転、今季は、乾いた大地でたくましく生きる植物のようにドライなトーン。そのイメージをそのまま生かして。曇り空のようなグレー、砂浜のベージュなど「自然の色み」が心地いい。

dark green + coconut brown
どこまでも濃く深く、雨上がりの草木のコントラスト

ナイロンコート 69,000円+税/ATON(ATON AOYAMA) ワンピース 36,000円+税/ELIN(クルーズ) バッグ 4,900円+税/センスオブプレイス(センスオブプレイス バイ アーバンリサーチ キュープラザ原宿店) ブーツ 10,900円+税/RANDA グリーンが入ることで、着慣れたリラクシーなフォルムが新鮮に。自然になじむ2色を軸にすれば、深い色みどうしでも強くなりすぎない。

smoky green + straw
雲間にのぞく日差しのような「抜け」を仕上げの麦わらハットで


ワンピース(ベルトつき) 35,000円+税/アンフィル ハット 11,000円+税/グレヴィ(ロンハーマン) 光のあたり方でグリーンにもグレーにもブルーにも見える絶妙な「色み」のワンピース。小物は明るいベージュの麦わらハットのみという潔さが今っぽい抜けをつくると同時に、ゆったりとしたシルエットの重心も引き上げてくれる。

mist green + cloudy blue
くすませてよりなじむブルーとグリーンのツートーン

カーディガン 32,000円+税/スローン(シップス 有楽町店) パンツ 25,000円+税/ハリス ワーク ロンドン(ジャーナル スタンダード レサージュ 青山店) フラットシューズ 11,400円(税込み)/バナナ・リパブリック 春らしいフレッシュさとクラシックなイメージをあわせもつ浅いグリーンに、深いグレーブルー。シンプルな着こなしで配色の新しさを前面に引き出して。

khaki green + eggshell
渋いグリーンストライプに「まろ味」を足すエッグシェルカラーを

ストライプシャツ 32,000円+税/カレンテージ(ブランドニュース) パンツ 29,000円+税/アンフィル パンプス 13,900円+税/A de Vivre グリーンの延長にあるカーキストライプのかっちりとしたシャツのイメージを、ボトムで和らげる。このやや黄み寄りのベージュ=エッグシェルのパンツなら、茶系や赤みのあるベージュよりコンサバに見えず、理想の抜け感。

ice green + sand beige
はかない色を「ゆらす」ことで存在感をさらに高める




ニット 29,000円+税/FLORENT スカート 24,000円+税/クラネ(クラネデザイン) ブーツ 21,900円+税/A de Vivre プリーツを重ねたドラマティックなデザインが淡いグリーンの印象を引き立てるスカート。合わせはコントラストをはっきりとつけるよりも、サンドベージュくらい「はかなげ」な色みでなじませて、力を抜いた配色が気分。