■赤いネイルが1本あればいい
 
「重要視するのはヘアとメイクのバランスなので、ネイルは完成した顔まわりへの微調整役ととらえています。すっぴん風メイクに洒落感を出すため、キャッチーなアイメイクの力を抜くため、ドレスアップした夜のムードを強調するためと、ネイルを活用する目的はさまざま。だからといって、色を使い分ける必要はなく、極論を言えばCHANELの赤のように鮮やかで上品なネイルがひとつあれば、どんなシーンやメイクにも合う手元がつくれると考えています。ナチュラルメイクのときは、爪の両サイドをわざとあけてスクエア形に塗り、大人っぽさをプラス。しっかりメイクをした日は、短く整えた爪に丸く塗ってカジュアルに。塗り方次第で、印象を変えられます」