着回しで検証「ヒールのない靴が似合う」スカートの条件とは?

服だけでなく、足元までラクに過ごしたい日もあるのが本音。とはいえスタイルよく見えることも必須条件。そんなわがままにこたえるべく、ヒールがなくてもバランスよく仕上がる、着まわし力に長けたスカートをリサーチ。

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ぺたんこ靴でラクして整う
「スカート選びの着眼点」

ワードローブに欠かせないスニーカー、ローファー、パンプス、ミュール、サンダルを軸に、スタイルよく見えるシルエットを追求。足首が見え隠れするくらいの丈感を必須条件に選んだ、スカートの特性とスタイリングパターンを披露。

【着回すスカート】
「重め・腰位置高め」黒ボリュームフレアスカート

贅沢に使われたタイプライター生地が、迫力あるAラインを形成。ギャザーのフレアもドレッシーというよりどこかモードに。ウエスト高めなら、ヒールに頼らずとも脚長効果が期待できる。

共布ベルトつき黒スカート 30,800円/ダブルスタンダードクロージング(フィルム)

001.SNEAKERS
「ウエストマークありきでスニーカーを」


ボリューミィなボトムと調和を図るように、アメスリぎみのコンパクトなタンクをタックイン。腰位置を上げて見せる、ベルト使いが役立つ。

黒スカートは着まわし。ブラウンニットタンクトップ 13,200円/アンスリード(アンスリード 青山店) 黒ベルト 9,680円/THE SHINZONE(Shinzone ルミネ新宿店) 白巾着バッグ 38,500円/VASIC(ヴァジックジャパン) 黒スニーカー 6,380円/コンバース(コンバースインフォメーションセンター) ストール/スタイリスト私物 

スニーカーでもスタイルアップのポイントは腰位置が上がって見える工夫。ハイウエストや、足元に肌感の出るクロップド丈のパンツが適役。

002.SANDALS
「黒の重みを肌感でセーブ」


ほのかな光沢をはらんだシルクキャミとの質感の微差を生かした、黒のワントーン。グレーシャツを腰巻きすれば、上下の境界も鮮明に。


黒スカートは着まわし。黒キャミソール 22,000円/プルミエ アロンディスモン 腰に巻いたグレーシャツ 23,100円/styling/(styling/ ルミネ新宿1店) 黒スクエアバッグ 36,300円/メゾン エヌ アッシュ パリ(プルミエ アロンディスモン) 黒サンダル 20,900円/Dhyana.(MIKIRI)

靴まで統一した潔いALLブラック。きゃしゃなキャミと波長を合わせたバーサンダルが、ストイックな黒の隙づくりに一役。

003.LOAFERS
「重厚感と抜けをほどよく両立」


涼しげな白とつくるモノトーンスタイル。わずかに軽さが出せるブラウンローファーで親しみやすさをプラスし、好感度高く。

黒スカートは着まわし。白ノースリーブトップス 19,800円/STUNNING LURE(スタニングルアー 新宿店) ゼブラ柄バッグ 37,400円/SHIME(ヤマニ) ブラウンローファー 16,390円/A de Vivre

甲までおおう紳士なローファーで、白と黒の硬派な印象はくずさず渋さを加算。バッグもモノトーンのゼブラ柄で統一しバランスよく。

004.MULES
「ヌーディな先細トゥで引き立て合う」


素足のような抜けが期待できるミュールで、濃厚配色を引き算。ルーズかつラフな上下に足元で、女性らしさを引き出した好例。

黒スカートは着まわし。ブラウンロングスリーブTシャツ 16,500円/ATON(ATON AOYAMA) サングラス 60,500円/Oliver Peoples(ルックスオティカジャパン カスタマーサービス) パープルショルダーポーチ 27,500円/VASIC(ヴァジックジャパン) ミュール 27,500円/FABIO RUSCONI(ファビオ ルスコーニ ルミネ有楽町店) 

ぺたんこでも足元をシャープに見せる細長いフォルムのポインテッドトゥ。スエード素材のミュールは秋口にも活躍。

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