「極力なくす」発想でシンプルスタイルを完成させる5+1のヒント

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LESS BUT BETTER 04
「あるべきものがないことで?」


本来あるべきディテールがないことで、スッキリとした見た目はもちろん、スタイリングにも意外性が。凝ったデザインを盛り込んだあからさまな主張より、「ない」1枚のほうがときとしてインパクトを残すこともある。

SIMPLE PANTS
パンツのディテールを排除する

「ウエストの凹凸もなかったことに」


ベルトループもチャックも不要。「形」だけで勝負する潔さ


黒カーディガン 26,000円+税、黒ノースリーブニット 11,000円+税/ともにTheory(リンク・セオリー・ジャパン) リネンパンツ 18,000円+税/GROVE SEOUL(アイクエストショールーム) ミュール 30,000円+税/REGAL(リーガルコーポレーション) ナチュラルなリネン素材と、きちんとしたセンタープレスのギャップが目を引くパンツ。プレーンな黒に添えて、シンプルを極めて。

LIKE ALL-IN-ONE
ストラップのない1枚系

「パンツとオールインワンの中間的役割」


ベアトップのようにも見えるレイヤードの新たな形


白トップス 11,000円+税/FLORENT 黒リネンパンツ(4月中旬発売予定)52,000円+税/Cha os(カオス丸の内) 眼鏡 21,000円+税/Ray-Ban(ミラリジャパン) ショートブーツ 22,500円+税/ダイアナ(ダイアナ銀座本店) サロペットやオーバーオールのような「1枚系」の肩ひもを排除したような、どこにも属さないユニークなボトム。無地の白に合わせるだけで「もつ」スタイルに。

LESS BUT BETTER 05
「形をなくすとムードが増す」


メリハリを重視すると華やぎが生まれ、あいまいにすることでムードに変わる、シルエットが語る人物像。なだらかなAライン、ほんのり透けた素材、曇り空のようなブルーなど。「はっきりしない」1枚は、それだけで目にとまる。



つかみどころのない1枚のドレスは「なんとなくじゃないシンプル」の極み


ペチコートつきブルーティアードドレス 44,000円+税/RHC(RHCロンハーマン) ショートブーツ26,000円+税/PUBLIC TOKYO(パブリックトウキョウウィメンズ新宿店) 透け感を利用し、レイヤードも楽しめる。足し算をしたスタイルを想像できるのも、そぎ落とされた服のメリット。