日差しがなくても油断大敵「とにかく紫外線から肌を守りぬく」SPF50+のファンデ・化粧下地



曇り空の日でも気を抜けないUVケア。とはいえUV効果による肌への負担も極力減らしたい。そこで、肌負担を最小限に抑えるために、その日の行先や外出時間の長さ別で使い分けられる、UV効果つきのファンデーションや化粧下地をラインアップ。



あらためて知っておきたい「SPF」「PA」


まず知っておきたいのは「日焼け」に関係する2つの紫外線。「UV-A」は肌をすぐに黒くする紫外線で主にシワ、たるみの原因に。もう一方の「UV-B」は肌に炎症を引き起こす紫外線でシミ、そばかすの原因。


SPFとは「UV−Bに対する防止効果を示すもの」。PAは「UV-Aに対する防止効果を示すもの」。SPFの最高値は50とされていて、それ以上のものは「SPF50+」と表示。PAは4段階で表示され「PA++++」が最高値。


乾燥肌や敏感肌の人が、これらの数値のみで日焼け止めを選ぶと肌に負担がかかりトラブルを引き起してしまうことも。室内で過ごす日は数値の低いものを選ぶなど、予定に合わせた使い分けがオススメ。



午後だけ外出
→強い日差しに負けないSPF高め

血色感とみずみずしさをたたえた肌に

インウイ リキッドファンデーション SPF50+・PA++++ 30mL 8,800円/資生堂 肌の内からにじみ出るようなつややかさと血色感が得られる。のびのよいテクスチャーながら、テカりや皮脂くずれが起きにくい。



調子のいい素肌を生かす

スムースオペレーターハイパフォーマンスクリーム NEAT BEAT SPF50+・PA++++ 4,620円/THREE UV対策と色補正まで行い、ひとつでベースメイクが完了。カジュアルな仕上がり。



気になる毛穴やテカリに

ケイト プロテクションエキスパート(ラスティング) 25mL SPF50+・PA+++ 1,540円(編集部調べ)/カネボウ化粧品 「1500円でこの使用感は大満足!毛穴カバー力が高く、サラサラ感が続くマット仕上げ。崩れ方も綺麗な気がします。さらにニキビができにくいノンコメドジェニック処方なので、特に混合肌〜脂性肌の人におすすめ」(A.Y/美容編集担当)


【POINT】マットコートでベタつきのないさらりとした肌に誘導。チリやホコリの付着を防ぐプロテクション機能も兼ねそなえた一石二鳥の多機能下地。特に黄ぐすみが気になる人には、トーンアップラスティングタイプもおすすめ。



(TOPICS)

・丸一日ハードスケジュール→「24時間メイク直しが要らない実力派」
・家で作業する日→「ケアしながらほどよいカバー」
・午後だけ外出→「強い日差しに負けないSPF高め」
・外出先での追加対策→「持ち運べるコンパクトサイズ」
・夜に大事な予定あり→「手早くツヤ増しが可能」



肌をいたわるために「毎日同じファンデ」は卒業
【全40選の一覧】
「SPF15から50+まで」予定に合わせて使い分ける「UV効果つき」ベースメイクの名品