スタイリストに聞いた「使えるストールのバリエーション」アレンジしやすい「巻くだけで印象が変わるデザイン」

アウターを着るほどではないけれど、何かに包まれていたいこの時季。厚手ニットにかけても暑苦しくならず、さっとまとえるストールは、あたたかなこの冬を支える要。コート不要で成り立つ、選び方とアレンジ術を検証。



スタイリスト的「ストール逆引き辞典」

今年らしさや着こなしの幅を引き出す新たなキーワードから、とり入れるメリットや使い方をスタイリスト・船戸 唯さんが指南。選び方のコツなど、プロならではの視点に注目!



【PROFILE】(スタイリスト・船戸 唯さん) カジュアルなのに品よく、キレイめなのに親しみやすい、絶妙なさじ加減のコーディネートで支持を集める。




なじませ役のカーキカラー

ストール/SAYAKA DAVIS(ショールーム セッション) モヘアニットで色みがよりまろやかに。角度によって色の見え方が変わるから、シンプル服の単調さも回避してくれる。


「定番色に飽きたら、今季注目のカーキをセレクト。穏やかながらシャープな二面性で、合わせる服の明暗にかかわらず洗練された印象に。」(船戸さん)



ニュアンスの出るローゲージ

ストール/ebure(LITTLE LEAGUE INC.) カジュアルなケーブル織りながら、アルパカ混のニットにひかえめなスパンコールをのせることでスタイリングの格を上げてくれる。


「風合いが印象を左右するストールは、編み地でニュアンスの出るローゲージにも注目を。たとえばケーブルならトラッドな趣に。」(船戸さん)



カットソーのような超薄手

ストール/ジョン スメドレー(リーミルズ エージェンシー) メリノウールとコットンを混ぜた、ややハリのある高級素材。巻いたり束ねたりとアレンジしやすい正方形。


「アレンジしやすい大判ながら、カットソー気分でいっそうラフに羽織れる薄手タイプ。やや透け感のある、シーズンレスなものが重宝。」(船戸さん)




(アイテムのプライスなど詳細)
【全17選の一覧】≫スタイリストに聞いた「使えるストールのバリエーション」小顔にも見える「簡単でオシャレな巻き方」