つい目で追ってしまう「美しいあの人」。彼女たちの“美の気配”はどこから生まれているのか。肌、髪、体、そして香り。11名の愛用品とエピソードをひもとき、その輪郭を探る。
Respondents Profile
●高園あずささん(@azusa_takazono)JSELFディレクター。3月にはエイジングスキンケアブランドSUWAHをローンチ。●三條場夏海さん(@natsumi_sanjoba)Gajessディレクター。長いブロンドヘアがトレードマーク。●マイさん(@im_5868) GEAerディレクター。繊細な感性で発信するコスメの投稿にファン多数。●宗万夏子さん(@souman_natsuko)TETROヘアスタイリスト。色気や女性らしさを引き出すカットが得意。●及川真心さん(@mako_oikawa)KATEMIRRORヘアスタイリスト。辛口な装いと相愛なスタイルを提案。●苅田梨都子さん(@ritsuko627)RITSUKO KARITAデザイナー。独自の審美眼で選ばれた、上質で清らかなコスメにセンスがにじむ。●馬渕真由子さん(@mabchi.mayuk)PARCAディレクター。フェミニンな余韻を残すフレグランスに目がない。●清水小夜香さん(@mme_sayakashimizu)パリジェンヌビューティーグループ代表。香水マニアとして知られ、香りのイメージを言葉に変換するYouTubeも人気。●加藤碧さん(@aoi.kato___)Life’s 代官山店スタッフ。つややかな肌で、TODAYFULの服を品よく着こなす。ペイントアーティストとしても活動し、目に見えない感情や気配を描く。●ANGELAさん(@angela.official)フリーランスPR。韓国をはじめ、海外ブランドのPRを手がける。●森田真央さん(@m_14_mao)Spick & Spanプレス。カジュアルな装いに映える、ヘルシーなカラーメイクが定番。
「よく褒められる」香り
香りにも一家言ある美容好きのたちが「それどこの?」と周囲からよく質問攻めにあうフレグランスをご本人の体験エピソードを交えて。
「自然な距離感でまとえる香り」

アクア アレゴリア ボディローション ベルガモット 200mL 9,350円/ゲラン クリームはのびがよく、すべすべの肌に整う。
軽やかでみずみずしいベルガモットが、肌からほんのり香り立つボディローション。主張しすぎないのに印象に残り、マネして購入する友人もいるほど、周りからも評判が高いアイテムです。1日の終わりに服からふっと残り香を感じる瞬間もとても好き。(清水小夜香さん)
「カッコよさと影が交わるノート」

エクストレ ドゥ パルファン トンカヒステリア 90mL 52,800円/ドルセージャパン 一目惚れの衝撃的感覚をイメージして調香。
マンダリン、トンカビーン、バニラが構成する甘さの中に、ピンクペッパーなどのスパイスが広がる。友人がつけていたのですがあまりに好みで、「どこの?」と聞いて教えてもらいました。カッコよく自立しつつも、少しの影と深みを持つ女性像に近づける気がします。(マイさん)
「奥ゆかしい魅力のあるバニラ」

本人私物。やわらかく、クリーミーな甘さが広がるバニラのフレグランス。肌にそっと寄り添うようにとけ込み、色香を添える。
「グタール」のヴァニーユ エキスキーズは、バニラとアーモンド、ホワイトムスクにサンダルウッドが効いた、バニラの香り好きな私にとってたまらない香水。重すぎず、甘すぎず、どこかミステリアスな余韻も残していて、人からもよくほめてもらえます。(馬渕さん)
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印象に残る香り

MAJA NJIE ノーディック シダー(オードパルファム) 50mL 25,300円/NOSE SHOP 「1970年代のスウェーデンの田舎町を表現しているフレグランス。ウッド調でアンバーとムスクがマイルドに広がり、どこの?と聞かれることが多く、よくほめられます」(MAKOさん・Kate Millorディレクター)
柔軟剤のような軽やかさ

オードパルファン フィロシコス 75mL 27,390円/ディプティック ジャパン 「愛用しているイチジクの香り。熟したイチジクをそのまましぼったようなリアルさが最高。くどくないので、体だけでなくはおる衣服にも、香りが自然なので消臭剤的な感覚としてもつけています。」(木部明美さん・ヘアメイク)
甘さを感じるウッドテイスト

パルファム Caoba 100mL 52,800円/FUEGUIA 1833 東京本店 「どこの香りか教えてください! と喫茶店で隣のお客さんに話しかけられたこともあるこの香水。インドのアンティークボックスをイメージした香りで愛用しています。値ははりますが、つけると女性からよく声をかけられるのでうれしい」(AYANAさん・ビューティライター)
多くの女性に愛されているペンハリガンの代表作

ペンハンガン リリー オブ ザ バレー オードトワレ 100mL 22,550円/ブルーベル・ジャパン 「強い日差しの下で風に乗って香る。そんな情景にぴったりのフレグランス。自然でさわやかなすずらんが最高で、至福の時間を味わうためにつけたい香水」(エリさん・ビューティライター)
ふんわりと漂う清潔感のある香り

ミラー ハリス ルミエール ドーレ オーデパルファム 50mL 19,580円/インターモード川辺 フレグランス本部 「ベルガモットをメインにした香水。とにかく肌からふんわりとソープのようにさりげなく香るのがほかにはないので好き」(MAKOさん・Kate Millorディレクター)
季節もシーンも問わずに使える清潔感のある香り

アクネ ストゥディオズ パー フレデリック マル 38,500円 ブランド初の香水というのと、ニュースで“柔軟剤の香り”というキーワードを見て、発売前から気になっていたもの。気軽に買える値段ではなかったので、何度もお店へ足を運び、3ヶ月以上悩んで購入。
エルメスがシルクやサテンのようなイメージだとしたら、同じフローラル系でもこちらはパリッとした白シャツやデニムに似合う、クリーンな香り。軽すぎずさわやかさの中に深みも感じられるのでシーズンレスで使えて、どこの香水? とよく聞かれます」(M・GISELe編集部)
高級感あるブラックティーをイメージ

テノワール 29 オード パルファム 100mL 44,000円/LE LABO 「ユニセックスでも使えるこびない香りが人とかぶらないので気に入っています。まろやかな香りが朝から晩まで持続するため、帰宅するときでもいい香りだね!とリアクションがあるので気分があがる」(MAKOさん・Kate Millorディレクター)
美容通たちの「コレがいちばん」フレグランス
いい匂いというより「なんかいい匂い」という曖昧に嗅覚をなでるような香り。たとえば白Tを着る日、雨の日専用、仕事中の気分転換に……。どんなときに使いたくなるのかを知ることで、香りの魅力は増大。こだわりを持つ人たちの愛用品を、エピソードとともにご紹介。
(取材した方々)
●ちゃりこさん(@charico2019):美容インフルエンサー。元美容部員ならではの細やかな化粧品レビューにファン多数。TPOや装いに合わせてまとう香りの雰囲気もチェンジ。 ●AYANAさん(@tw0lipswithfang):数々の媒体で活躍中のビューティライターで、仕事柄多くのフレグランスを試すうち、惹かれる香りの守備範囲も広く。 ●寺本真由さん(@cocoon117):フリーランスPR。自然を感じられる重厚感のある香りを少しずつ収集中。 ●岸あいりさん:ニッチフレグランス専門店、NOSE SHOPのPR。服を選ぶように、シーン、季節に合わせて香りも毎日セレクト。 ●岸悠里さん(@y________ri425):VASICプレス。VASICのバッグとともにInstagramで発信するSNAPがオシャレと話題。香水はウッディ系を選ぶことが多め。 ●後藤真央さん(@g_120972、@loro___store):ジュエリーブランドLORO青山店PR。香水は購入前に必ずお店で試し、帰宅してまた嗅ぎたいと思ったもののみをコレクション。 ●GISELe編集部K:日本未発売の香水を求めて海外へ行くほど無類の香水オタク。
白いTシャツを着る日に

Maison Francis Kurkdjian Paris / Aqua Universalis
CREED / Love in White
LOUIS VUITTON / APOGÉE
白Tを着ることが多いので、見せたい女性像によって使い分け。クルジャンは暑い日にもぴったりな柑橘系。クリードは華やかさのあるフローラル。ルイ・ヴィトンは、スズランやジャスミンの白っぽい花がキーノートで清潔感もあり。(清水さん)
初めましての人に会うときに

SENNOK / SOAP CLEAN SOAP
つけてます感は出したくないけれど、いいにおいではいたいから。パッケージのかわいさに惹かれて韓国で購入したこれは、名前のとおり「THE・せっけん!」の圧倒的な清潔感で最高。(編集K)
シーンレスの万能タイプ

Laboratorio Olfattivo / Need_U Hair mist
軽やかなムスクとほどよくシャープなペッパーが香る「ニードユー」のヘアミスト。シーンを選ばずライトに使える+さりげなくも凜とした印象を与えてくれるので新生活にもぴったり。(岸あいりさん)
ハンサムな服に似合う爽やかな香り

A’ddict / Solid Perfume #Naked MUSK103
メンズライクな装いの日は、ムスクやウッドセージなどさわやかな香りを選ぶことが多いです。これは体温でとかしながらなじませる練り香水でエタノールも不使用。お風呂あがりのようにふんわりナチュラルに香るところがお気に入り。(ちゃりこさん)
いつもよりおめかししたい日に

LE LABO / LABDANUM 18
パウダリーな香りの中にスパイスも混ざる、凝集されたアンバーとムスクのノートで少しミステリアスな印象。パーティシーンに髪につけたりして楽しんでいます。(寺本さん)
デートシーンには「変化する」香りを

LOEWE / 001 WOMAN Eau de parfum
つけたてはウッディな感じもありながら、ラストにかけてだんだんと甘く変化していく香りがお気に入り。デートや夜のお出かけのときなどに愛用中。(岸悠里さん)
雨の日にもぴったり

LE LABO / GAIAC 10
東京限定の香りですが、私は留学中のカナダでたまたま出会いました。バンクーバーは雨が多く、雨の日はそのときのことを思い出しつつ、決まってコレを選びます。(後藤さん)
気分転換したいとき

MARIEJEANNE / Léon
スイカズラとオレンジフラワーを組み合わせた、クリーンでさわやかな香り。湿気が多くじめじめとした日の憂うつな気分を吹きとばしてくれる気がします。(清水さん)
女友だちとの再会の場に欠かせない

TAMBURINS / PERFUME BALM PUMKINI
カボチャやココナッツミルクのなつかしい甘さに、どこかジンジャーのぴりっと感も感じられる唯一無二の香り。人とかぶらないめずらしい香りで、ほぼ必ず「どこの?」と聞かれるので女子会にはマストな私の人生香水です。(ちゃりこさん)