「チークを使うことで親近感や生活感が出る」
 
この春気になっているのは、血色ベージュ。ツヤからパウダリーまで、質感はブランドによって千差万別ですが、ヘルシーでかわいげのある色みが共通項な気がしています。個人的に、チークは親しみやすさを出せるアイテムだと考えていて。キャメロン・ディアスをはじめ、個性的な顔立ちの女優やモデルに親近感をもたらしているのは、ベージュやオレンジのチークによる力が大きいと思うんです。チークにはその人のライフスタイルがあらわれるもの。血色感や日焼け感、そばかす風の色みを加えることで、健康的で活発な女性像を投影できる。テンションが上がって頬が紅潮することを考えると、多幸感を出すうえでもチークは不可欠ですよね。