ただの定番じゃない「理想の定番」【35選】着回しがずっと続くベーシックアイテム 

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季節の立ち上がり、スタイリングの軸となるアイテムを改めて検討するも、もう「ただの定番」では満たされない。見た目はベーシック、けれどいろいろな着方を試すほど魅力を再発見できる。気がつけばスタイルまで新しくさせてくれるような、いつも使える「理想の定番」をラインナップ。



どう着ても上手くいく「最優秀ベーシック」


毎年のように着ていて多くのブランドからも出ているごく普遍的なものだけど、上質な素材感、考え抜かれたディティールなど、ほかにはないよさがある「こだわりぬかれたもの」だけを厳選。



透けない白パンツ

脚にまとわりつかないゆるめのトラウザー


白ストレートパンツ 26,400円/ENFÖLD 上品なハリと厚みが魅力のダブルクロス生地。センタープレス入りながら、ウエストはゴムで見た目以上に着心地はラク。


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着方に迷わなくていい

メンズのようなオーバーフォルム



N.黒デザインワイドジャケット 39,600円、O.黒ワイドパンツ 19,800円/ともにステュディオス(ステュディオス カスタマーサポート) ルーズなサイズでカジュアルにも使えるセットアップ。ジャケットの2連ポケットやパンツの履き口の前後差など、色も形もベーシックだけどディティールで差をつけられる、長く使えるデザイン。


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ニットよりも扱いやすい

動きが出せるそでと身ごろのほどよいゆとり


白ボリュームスウェット 9,900円/SeaRoomlynn ジャケットやコートの下にも着込める程度のゆったり感。そでをロールアップしてカーヴィーなフォルムにできる着くずしがいもある1着。裏起毛であたたかさもありながら、手入れもイージー。


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一年中履けるムダのないシルエット

今更新するならデニムは細めのテーパードで


テーパードデニムパンツ 24,200円/ソフトハイフン 重厚感のある冬の装いには、薄色デニムの抜け感が不可欠に。カジュアルダウンもドレスアップにも対応可能なすそにかけて細くなる美シルエット。


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ベーシックの延長でひと味違う

くずしがいのあるジャケットならシルバーも身近に


シルバーツイードジャケット 36,000円/バナナ・リパブリック グレーっぽく使える正統派フォルムのシルバージャケット。インナーや着方によって表情が変わるジャケットだと、一風変わったツヤっぽい素材でも意外と派手さが和らぐ。


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爽やかなのに辛さもある

ヒップは隠し・フロント短めで脚を長く見せる前後差のある丈


ブルービッグシャツ 17,600円/MIESROHE 白同等の清潔感を生む淡いブルーで、スタンダードなシャツを更新。えりやそで口を適当にあしらっても適度に主張してくれるのがカラーシャツのよさ。メンズ風の余白の広いサイズ感が華奢見せにも貢献してくれる。


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スキニーよりも心地よく・タイツほど締めつけない

黒スキニーほど緊張感なく着られる厚手のリブレギンス



黒リブニットレギンスパンツ 20,900円/ATON(ATON AOYAMA) 透けにくいから安心してはける。肌あたりがよく、黒スキニーより締めつけもないものの、レッグラインを拾いすぎず膨れて見えない厚みのある生地。


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ラフに見えない高発色なピンク

シンプルな長そでは色と素材でクラスアップを


ピンクリブニット 14,300円/アダム エ ロペ コートの下でも着映えが図れる、カットソー感覚の1枚。さりげなくフレアに広がるベルスリーブで細身に1枚でもキレイに着られるニュアンスが誕生。


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ロンTより意外と好都合?

そでがないぶんレイヤードしてももたつきはなし


白リブタンク 4,000円/バナナ・リパブリック コートまで重ねたときに気になる、腕の窮屈さを軽減。ややつまりぎみの首元なら、寒々しく見えず冬でも活躍が期待。


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「コートの中にもいい」春のボリュームスカート

甘めな白フレアを気負わずまとえるリネンの親近感


白ギャザーフレアスカート 132,000円/カオス(カオス丸の内) 細かなギャザーがふわっとした広がりを強調。少々ガーリーに感じる白+フレアもリネンのざらっとドライな質感のおかげで甘さを抑えて着られる。ほぼ年中着られる素材に裏地がついて、白でも透けにくいというメリットも。



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ハードに見えない黒レザー

ディテールを極力そぎ落として親しみを


黒レザーライダースジャケット 11,900円/Gap ソフトな風合いに加え、よくあるすそまわりのベルトは排除。フロントジップがシルバーではなく、黒メタルだからギラつき感がおさまるのもいい。


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機能性も十分な2WAYジャケット

カジュアルの中で雰囲気を変えるボアとナイロン


ベージュリバーシブルジャケット 30,250円/ザ・ノース・フェイス(ゴールドウイン カスタマーサービスセンター) 保温性が高く、少し肌寒い日にコートなしでもあたたか。機能性のほか、1枚でシックなネイビー、やわらかいベージュを拾える点も魅力。


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羽織りモノを重ねやすいミニマルな胸元

胸元とは対照的なボリュームのあるすそ広がり


黒ベアロングワンピース 108,900円/ATON(ATON AOYAMA) あたたかみのあるフリース地。着るとコーディネート全体の黒の面積が増すので、個性的なトップスを重ねてもリアルに落ち着かせられる。肩ひもは取りはずしでき、後ろのベルトでホールド感もあり。


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ルーズなデザインでも端正な見た目

チノパンほどラフに傾かないとろみ素材


サスペンダーつきベージュワイドパンツ 16,940円/SeaRoomlynn しなやかな生地だから、ワイドパンツのボリューム感が縦に流れ、気張らず履ける。取りはずし可能な太めのサスペンダーで、その日の気分やスタイリングに合わせて印象操作もしやすい。


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インナー的にも使える白ブラウス

上からもう一枚重ねても埋もれない立体フリル


白フリルブラウス 17,600円/Jilky 装飾ポイントを首とそでにとどめた、重ね着してももたつきにくいデザイン。ドレッシーすぎず、デニムと合わせてもデニムが浮かないカジュアルな質感も魅力。そでのレースは2段仕立てに。



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赤にもブラウンにも見える好発色

抜けにも締め役にも立ちまわる万能カラー


ボルドーストレートパンツ 28,380円/Oblada(シンチ) ブラウンより女性らしく、赤ほど派手じゃないボルドー。濃いブラウンや赤が持つ引き締め力はそのまま、なじみやすい深みのある色みでもあり、意外と合わせる色を選ばない万能性をもつ。くたっとしにくいハリのある仕立て。


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いつもの形で「いつもと違う」

そで口のオレンジでニットの上下に変化球


P.グレーワイドニット 28,600円、Q.グレーニットパンツ 36,300円/ともにENFÖLD 素材は繊細なメリノウールを使用。オレンジも少量なことで、ラフなアイテムの輪郭がキリっと引き締まる。ワイドなパンツが脚線もうまくカバー。


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一枚でもはおりとしても

旬なクラシック感をゆるいカーデで気楽に楽しむ


ブラウンニットカーディガン 30,800円/トラディショナル ウェザーウェア(ジャーナル スタンダード レサージュ 丸の内店) こげ茶×グリーンの上品な配色。ヴィンテージなムードを漂わせながら、さらっと羽織れるサイジングも季節の変わり目にぴったり。


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とにかく美脚に見える

足元の格が上がるグレーのスエード


グレーパンプス 30,800円/TSURU By MARIKO OIKAWA 脚長に導く、ヒール8.7cmの甲浅デザイン。華奢なヒールとカーヴィーフォルムで女性らしいすらりとした脚を演出。見慣れた形は起毛感のあるニュアンスグレーで鮮度を高めて。


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実は黒同様に使えるヌーディーカラー

ベージュ的にもブラウン的に使えるブーツ


ベージュショートブーツ 33,000円/TSURU By MARIKO OIKAWA 肌なじみがよく、足首までフィットするソックスライクなショートブーツ。尖りすぎずすっきり見せられるアーモンドトゥが柔和な色みとマッチし、つい重くなりがちな装いのバランサーとしても重宝。


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黒ほど気負わず使えるビターなブラウン

ローファーだけど女性らしくも装える


ブラウンローファー 17,930円/A de Vivre 細身の形とも相まって、意外と女性らしいスタイルにもマッチ。ロングコートの抜け感としても使えてふり幅が広い。


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クリーンに引き締まる「紳士の足元」

主張のある服を整える黒ローファーへの原点回帰


黒レザーローファー(メンズ) 25,000円/COS(COS 青山店) メンズならではの遊びのないまじめなデザインがかえって新鮮。例年より個性が光る服が多い今シーズン。足元に正統派な黒が入ると、すぎないバランスに。



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どう履いても似合う「ピュアな白」

ソールもひももすべて白だけで潔く


白スニーカー 11,000円/ムーンスター(ムーンスター カスタマーセンター) なにを合わせても違和感が出ない、真っ白かつ余計なデザインを省いたフラットに使える1足。スニーカーの中でも細身のフォルムで、もたつきがちなすそまわりのすっきり見せにも寄与。



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アーティな形も黒なら間違いない

黒レザーの緊張感が和らぐころんとした円形


黒レザーバッグ 9,900円/パブリック トウキョウ(パブリック トウキョウ 神宮前店) ラウンド型ワンハンドルでアイコニックなフォルムでも親しみやすく。マチもとられており、見た目以上に収納力は高め。



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実用性にも優れたサンドカラートート

A3が楽に入るビッグなスクエアを素材で息抜き


ベージュリネントートバッグ 41,800円/フランソワ レニエ(ヤマニ) しっかりと自立するハリのある生地。リネンが、ほどよい抜けとして作用。サブバッグとしても活躍。


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使うほど味がでるヴィーガンレザー

アクセントに向くふかふかとした立体感


ブラウンレザーバッグ 20,623円/スタンドオイル(ムシンサ グローバル ストア) ふっくらとしたキルティング仕立てでもかわいくなりすぎないコクのあるブラウン。オイルのナチュラルな光沢やレザーのシワ感で、クラシカルなムードが一層高まる。内側にもポケットが2つあるほか、13インチのPCが入るほどの収納力。



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気品がそなわるリッチなスウェード素材

巾着フォルムをベージュでとり入れやすく


ベージュ巾着バッグ 19,800円/ダブルスタンダードクロージング(フィルム) 肩にかけることできる、長めのストラップ。マチがしっかりあって収納力も高め。底面に印字されたゴールドのロゴで気分も上がる。



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バッグというよりアクセの一部

服のバランスをじゃましないミニマルなサイズ感


グレーミニレザーバッグ 18,150円/ヤーキ(ヤーキ オンラインストア) 黒コートの上でも埋もれないシルバーにほど近いグレー。必要最小限だけを持ち歩き、フットワーク軽く。



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≫10,000円台以下の上質なバッグ「小さすぎず・大きくもない」コートに似合うサイズ感



無地でもさまになる上質さ

厚みがなくてもしっかりあたたかいカシミヤ素材


グレーカシミヤストール(メンズ) 46,200円/ウールリッチ(ウールリッチ 二子玉川店) 朝夜で気温差のある季節にぴったりな、バッグの中にもしのばせやすい薄さ。濃いめのグレーは、よく着る黒とも白とも好相性。


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キレイに見えるネイビー+白の配色

長くも短くもない絶妙なつばの長さがポイント


ロゴキャップ 4,950円/チャンピオン(チャンピオン ブランドハウス シブヤ トウキョウ) スタイリングに多い黒とも波長が合う、きちんとした印象のネイビー。コットン素材の6パネルのキャップなら季節を問わず使える。



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はおるだけで都会的に引き上がる

着慣れた服にも高揚感が生まれるヴィヴィッドピンク


共布ベルトつきピンクスリットロングコート 110,000円/LE PHIL(LE PHIL NEWoMan 新宿店) 色が派手なぶん、形はベーシックに。ウエストマークできるベルトつきで、スタイルアップも可能。サイドスリット入りでキレも十分。


(暖かくなったらコートを脱ぐだけ)
≫コートを着ても脱いでもぴったり似合う「アウターどうしの重ね着」



黒の中でも「大人びて見える黒」

体にキレイに沿ってくれるラグランスリーブ


共布ベルトつき黒コート 52,800円/ジャーナル スタンダード レサージュ(ジャーナル スタンダード レサージュ 丸の内店) ボディラインに合わせてしなやかに落ちる仕立てで、羽織った時の仕上がりが一層洗練されて見える。えりを立ててスタンドカラー風にも。


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着くずしがいのあるベーシック

最高級のメリノウールを贅沢に使用した1枚


黒タートルネックリブニット 20,900円/någonstans そのままでも肌着感が出ない、しっかりとしたリブの凹凸。たるませたり、折り返したり、工夫ができるロングスリーブ。そで口のひそかなスリットがポイントに。


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直線的だけど締めつけを感じさせない

8cmでも安定感のある太めのヒール


黒ロングブーツ 71,500円/ファビオ ルスコーニ(ファビオ ルスコーニ ルミネ有楽町店) やわらかさも残す、先細のアーモンドトゥ。足首がくびれていることで、どんなボトムとでもすっきりまとまる。INしやすい筒のゆとりも選んだ理由。


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スニーカー以上に細く見えるサイドゴア

フラットソールで歩きやすさはスニーカー並み


黒サイドゴアブーツ 42,000円/ファビオルスコーニ(ファビオ ルスコーニ ルミネ有楽町店) 軽量でクッション性が高いから、長時間はき続けられる。まじめに装う日にアクティブな抜けをもたらし、カジュアルに着くずす日にはキレイを支える黒として。



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