続けていると劣化を早める「夏服でやりがちな洗濯の間違い」 プロが教える本当の正解【18選】

7.シャツをピシッと仕上げるには?


(1)干す段階でハンドアイロンを
・ぬれた状態で生地の両面を手のひらではさんで、パンパンとたたくようにハンドアイロンをすると、アイロンがけしなくても仕上がりがビシッとします(JUNNAさん)


(2)あらゆる方法でシワ回避
・脱水の時間は短め(1分程度)にして、干しながら自重でシワをのばします。シワ取りスプレー(寝グセ直しヘアスプレーでもOK)を使うとさらにシャキッと(ハナさん)



8.ふっくらとしたTシャツの質感を保つには


(1)柔軟剤を入れ、脱水は短めに
・ふんわり仕上がる柔軟剤を使って、効果的にふっくら感を補いましょう。脱水時間は短く1分くらいにして、形を整えながら陰干し。裏返して干すことも強い日差しから生地を守るために有効なポイントです(ハナさん)


(2)えり元をゴムでとめて洗濯
・えり元がのびないように軽くゴムでとめ、ネットに入れて洗濯するのがオススメ。干すときは振って空気を含ませ、直射日光は避けましょう。綿100%やヘビーオンスのTシャツなど、ゴワつきやすいものは、適量の柔軟剤やオシャレ着洗いを使って(下岡さん)

〈右から〉ホワイトリリー ファブリックソフナー 520mL 1,800円/シロ 清潔感のあるホワイトリリーの香りが続く。ラボン ルランジェ 柔軟剤 シャイニームーン 600mL 665円/ネイチャーラボ 衣類をやわらかくなめらかに仕上げる。



9.プリーツスカートのメンテナンス法は?


(1)プリーツを粗く縫って固定
・洗う前にしつけ糸で粗く縫うとくずれにくく、干すのもスチームアイロンをかけるのもラクです。とれかけたプリーツはクリップや洗濯ばさみで固定して、引っぱりながらアイロンをかけると多少は戻ります(ハナさん)


(2)プリーツの形状に逆らわない
・プリーツをくずさないように縦に数回細く折り、長さも折りたたんで洗濯ネットに入れて洗うこと。干すときは角ハンガーを使って筒状に。形状記憶が難しいものは迷わずプロにまかせて!(下岡さん)